マリアビートル

東京から盛岡へ向かう新幹線の中、偶然?乗り合わせたちょっとヤバい事情のある面々が複雑に絡み合う物語。「グラスホッパー」の続編的作品ですが、グラスホッパーを読んでいなくても楽しめます。

でも、やっぱり「グラスホッパー」を読んでおいた方が面白く読める作品。登場人物の絡み合い方の複雑さは、伊坂幸太郎作品らしいなと思いましたが、意外だったのはスピード感。海外のアクションドラマを思いこさせるようなアクションシーンもあり、これはハリウッドで映像化して欲しい作品です。

今まで読んだ伊坂幸太郎作品では最高傑作と言えます。最後の方はニヤニヤしてたのが自分でもわかるぐらいハマりこんでました。

これは絶対オススメ、そして「グラスホッパー」を読んでから読むこと!(あれ?)

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