今日借りて来たので早速観ました。まぁ、当日で借りてるので明朝には返さないと行けないってのもあるんですが。
で、感想ですが。「面白くない」の一言です。テレビドラマシリーズの方がずっと面白かった、映画観に行かなくてよかったって感じです。
ストーリー的には練ったつもりなのかもしれませんが、ありきたりな展開でしたし、結局アンフェアなのは誰かという点がクリアになってない。まぁクリアになってないのは更に続編があるんならしょうがないかもしれないけれど、仮にそうだったとしてもこの映画の内容が次への展開に必要とは思えない。この映画抜きで次ぎのドラマシリーズを作っても作れないことはなさそう。
終わり方から見てまだ続くんだと思うけれど、この映画でちょっと興ざめかな、自分の中でアンフェアを観たいという気持ちがなえてしまった。せっかく、今日は24の続きをやめてこっちを借りたっつーのに…
さぁ、これから82さんとこのネタバレ部分を読みに行くとするか。
以下、ネタバレを含みます。
まず、SATが安易に突入しすぎのが変だし、そのSATの第1部隊が全員首謀者側の人間というのにも不自然さを感じるそこに繋がる伏線が全然ないのが強引な感じです。
またSATの第1部隊があっさりと全滅したことになっているのに、あまりにも簡単に第2部隊の突入を指示したのもおかしい。少なくとも、立て篭り犯はプロレベルではないという判断で突入したにも関わらず全滅させられた(ということになっていた)のだから作戦の見直しがあってしかるべきだけれど、それがない。それに警視総監が直接指示しているのもおかしい。
最終的に佐伯も首謀者側の人間だったわけだけれど、その後の展開で特に逮捕されたわけでもないところが変。これは自分が何かを見落としているのかもしれないけれど。
蓮見と後藤のつながりも不明、後藤、佐伯、安本、雪平のつながりについても具体的な説明がなくてよくわからなかった。
いろいろひねりすぎて脚本の方でも訳が分からなくなってるんじゃないかと思う。
いずれにせよ、SATの寝返りとか化学兵器とか24的要素を詰め込んでる割には24みたいな緊迫感もなければ、迫力も無い。とっても見所の無い映画でした。
ドラマシリーズの方がよっぽど面白かったよ、残念だ。
爪が深いネタバレでした(爆)
まぁ刑事物の劇場版としては「踊る大捜査線」を越えることは出来ませんでしたね。
まぁサスペンスと云うかミステリィと思って見ていればそれなりに面白かったのかも…。
まぁ、所詮原作を書いている人の力量と考えると、詰めが甘いのは、原作者の問題かと…(苦笑)
原作の問題なのか…こういうのって原作の方が面白くて映画が原作を再現できてないってパターンもあるので原作を読んでみようかとも思っていたのですが…それもやめようかな。
劇場版以外のTV版の方の小説は持っています。
途中で止まっていますが(爆)
でもTV版は大体が原作に沿って作られていました。
劇場版を読んだ人の感想を読んだりすると、結構忠実のような感じを受けます…。