オー!ファーザー

父親4人を持つ高校生が主人公の物語。父親が4人であること以外にも、全体的にとっぴな話なんですけど、淡々と進む感じがなんとも微妙な空気感を産み出す、伊坂幸太郎ワールドです。

筋に触れることはさておき、本作品は文庫でも540ページあるのですが、終盤の100ページぐらいで一気に展開が進みます。その前の400ページで散々はりまくった伏線をひとつ残らず回収していく展開は、爽快感満点です。

あまりにも伏線が多すぎて、終盤になって「あー、そんな話もあったなぁ」と思うほど。伊坂ワールドは、長編ほど楽しめるというのが私の中での定説です。 🙂

味園で100人新年会 2014

昨年、初めて参加させて頂いた100人新年会、今年も行ってきました。正確に何人来られていたのかはわかりませんが、ほぼ100人ぐらいいらっしゃったと思います。主催は個人の方で、主催の方の繋がりだけで集まっているというのが凄い。

主にWeb業界の方が多いのですが、Web業界周辺を含め色んな業種、職種の方がいらっしゃいます。昨年はどうしたもんやら分かりませんでしたが、今年は知った顔も多かったこともあり、かなり楽しめましたし、また新しく色んな方と接点を持つことができました。

こういう場で積極的に動けるということは、大切だと思います。堅苦しい席だと、なかなか色んな方とお話できないのですが、この新年会はざっくばらんな感じが好きです。

写真は、プロレスリング紫焔(しえん)のみなさんによるパフォーマンス。パフォーマンスの時には威勢のいい感じでしたが、この後着替えて会に参加された時には、とてもシャイで真面目な方ばかりでした。お酒が進んだみなさんの中に入って行くのが難しそうだったので、背中押したらその後は積極的にあちこち回ってはりました。

プロレス興行も大変みたいなので、応援したいです。

この会に参加して、自分も人の背中を押せる何かがあるなぁってこと。自分がじゃなくて、若い人の背中を押すのも大切な役割だなと、再確認した新年会でした。 🙂

full moon

Billboard Live OsakaでのnoonのLiveに行ってきました。前回は、昨年だったかなと思ってら、3年前でした。(Live:noon@Billboard Live Osaka)

前回は、ハワイアンな感じの衣装で緩やかなイメージだったのですが、今回は黒のシックな衣装。最新アルバム「full moon」のジャケット写真(この上の写真と同じもの)も、ちょっとイケイケな感じの雰囲気なんですが、ご本人は優しい感じです。

デビュー10周年というのに、MCはあまり慣れてない感じで(笑)、ちょっとたどたどしい感じなんですけど、歌は抜群に上手いです(プロなんで当たり前ですけど)。

とにかく繊細で優しいボーカル、CDで聴くイメージとまったく同じなんですがLiveだとその繊細さがよくわかります。誰が聴いても納得のボーカルなので、まだの方は聴いてみて欲しいです。iTunesのリンク張っておきますので、是非ご試聴を!

noon@iTunes Store