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もう一週間以上経ちますが、まだ感想を書いてなかったので遅ればせながら。

情熱大陸SPECIAL LIVEは今回2回目、前回は2004年の7月31日(土)、今回も7月31日(土)だったのでぴったり6年前ということになります。
今回の出演者は、

  1. 葉加瀬太郎
  2. 押尾コータロー
  3. KREVA
  4. Sing Like Talking
  5. JUJU
  6. 鈴木 雅之
  7. 秦 基博
  8. 森山 直太朗
  9. 森山 良子
  10. おいしいうたファミリー
  11. 中 孝介
  12. WEAVER
  13. 植村 花菜
  14. SLUG & SALT
  15. 藤澤 ノリマサ

前回(2004年)は、小野リサとか今井美樹とか結構豪華な顔ぶれだったので今回はちょっと物足りないかなという感じがしなくもなかったですが、それでも十分楽しめました。
特によかったアーティストは…

  1. ゴスペラッツ&カンパニー
    まぁ反則って言えば反則ですけど、僕らの年代だとラッツ&スターの曲には反応せずには居られないですよね。佐藤さん(今回名前初めて知りました)の低音が昔の記憶を蘇らせてくれます。現役時代でもあれだけ歓声を浴びることはなかったんじゃないかな。
  2. 押尾コータロー
    今回楽しみにしてた一人です。曲数が少なかったのと、一曲はバンドとの演奏だったのが残念。よく知ってるファンの人にはレアなのかもしれないけれど、自分は押尾さんのギターだけを聴きたかった…
  3. 森山良子&森山直太朗
    森山良子さんがあんなキャラの人だとは知らなかったので、今回のステージは驚きました。小犬のワルツに歌詞をつけて歌ってしまう、その歌詞もとても楽しくてとてもパワフルで楽しいステージでした。
  4. 植村花菜
    今回楽しみにしていたアーティストの一人、トイレの神様しかしらなかったけれどその他の曲もよかったです。トイレの神様はギターを押尾コータローが弾くという豪華な設定で曲も素晴らしかったけれど、演奏含めたトータルで良かったです。

もちろん、他のアーティストも良かったのですがこの4組が印象に残っています。さすがにJUJUとかKREVAとか人気アーティストになるとみんな総立ちで盛り上がってましたね。JUJUは歌がうまくてカバーしている”Hello Again”もオリジナルよりいい感じでした。

ステージは2つあって、メインの”BONANZA STAGE”とサブの”JOUNETSU STAGE”。メジャーなアーティストはBONANZAの方でマイナーな方は”JOUNETSU”みたいな分け方のようでしたが、”JOUNETSU STAGE”の方では押尾さんがゲスト演奏したこともあって、植村花菜の時の盛り上がりが違ってました。

気の毒だったなぁと思ったのは、”JOUNETSU STAGE”でのトリをつとめた中 孝介さん。その前がさんざん盛り上がったゴスペラッツと、オーラスの葉加瀬太郎の間ですもの、かわいそうですよね。あれ、順番考えようなかったのかなと思いました。

カンカン照りでもなく、雨が降るでもなくちょうどいい感じの中でビールを飲んだり、美味しいものを食べたりしながら、楽しい6時間30分を過ごしました。来年もまた行きたいな。

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これも、本屋に行くたびに見かけていていつもランキング上位にあったので気になっていたのですが、運良く借りることが出来たので読んでみました。

タイトルから、経営学者のドラッカーが書いた『マネジメント』内容をもとに野球部のマネージャーが野球部をマネージメントしていくんだということはおおよそ想像がついていましたが、てっきり解説本的な内容だと思っていました。

つまり、野球部のストーリーがメインにあってシーンごとに『マネジメント』で述べられていることとの対比が解説されているという形式化と。

それはそれで、間違いではなかったのですが、その解説についてもキチンと主人公が語る形式になっていて、体裁としては青春物語になっています。

青春物語としてはありきたりのストーリーだし、小説として良い作品だとはお世辞にも思わないですが、その背景にマネジメントというものを織り込んで経営学というものを対比させているのは良いアイデアだと思いました。

漫画で学ぶなんとか、みたいな本もあるようですがこういう形式の本がもっとあれば難しい経営学や社会学の本を読むきっかっけにはなると思います。

kokuhaku

久しぶりにミステリーを読みました。この本は話題になっていたみたいだし、映画化された物だったので読んでみたので読んでみました。

細かく書くとネタバレになってしまいますが、ストーリーはそれぞれ登場人物が一つの時間軸をそれぞれの視点で語るという流れで進行していき、それぞれの思惑というのが見えます。大抵の小説は第三者視点だったり、ある一人の人物の視点だったりするのですが、関係者全員の視点が描かれているので読み進めて行くうちにいろんなものが繋がって行く様子は面白いです。

ただ、話の内容としてちょっとリアリティに欠ける部分が多くてそういう意味ではイマイチかなと思わなくもないけれど、一読の価値はあると思います。