35周年記念ライブということで行ってきました、場所は豊中の服部緑地公園 野外音楽堂。
16:00の開演時刻をちょっと過ぎてメンバー登場、野外音楽堂なのでホールのライブみたいに暗い中を登場してスポット!みたいな演出はありません。オープニングはモンキーマジックと銀河鉄道999の2曲でした。
その後のMCで、「今日は暴挙にでます、シングル全部演ります」とタケカカワユキヒデさんが言うと会場は大盛り上がり。でも、直後に「いや、出来ない曲もあるけど」と一応フォロー(笑)。
自分は古くからのファンではないので、どれだけのシングルがあるのか?この日やった曲が全部シングルなのか?はよくわからないですが、知ってる曲が多いのは確か。古い曲から昨年発売された新しい曲までやってましたが、やっぱりGodiegoといえばモンキーマジックとかガンダーラとか銀河鉄道999の世代なので古い曲の方が嬉しいし、Godiegoといえば無国籍というか(タケカワユキヒデさんの言葉を借りれば)エキゾティックな曲が特徴なので、そういう曲が嬉しかったです。
曲も良かったですが、何よりよかったのはバンドの雰囲気。MCの場所とか曲の順番を間違えたりとか(どちらもトミー・スナイダー)、そういうことへのツッコミとか、テンポをどうするか?とかステージの上でトミーとミッキーが相談してたりとか、とてもプロのステージとは思えない内容(笑)であるにも関わらず、なんとなくそういう雰囲気がとても良かった。
友達のライブを観に来ているような感覚かな。スティーブ・フォックスはアンコール前の終演後、他のメンバーがとっくに居なくなってるのに慌てる風でもなく、ゆっくり歩いてステージを出てたのも面白かった、まるでオーディエンスのことなんて気にしてないみたいにね。
ファンは当然年齢層が高く、面白いのはタケカワユキヒデの振りに合わせてみんな同じ動きをしていること、多分若い頃に染み付いたものなんでしょうね、三つ子の魂百までというやつです。
梅雨入り直後+台風接近であいにくの雨での野外ライブでしたが、まぁそれはそれで趣があってよかったかな。メンバーも楽しそうにやってましたが、そういう雰囲気が伝わって来てとても良いライブでした。