Gravity

宇宙空間で作業中、ロシアが衛星を破壊したことにより飛来した破片でトラブルに見舞われ、地球への帰還を試みる物語。無重力空間の中、限られた装備で思うように動くことができない、そんなもどかしさがリアルに表現されていて観ている方も力が入ってしまう、そんな映画です。

出演は、ジョージ・クルーニーとサンドラ・ブロックの二人だけ(通信相手と顔の出ない作業者1名を除いて)、サンドラ・ブロックが、とても49歳とは若々しい姿なのには驚かされます。

自分はIMAX 3D観ましたが、3Dはあまり多用されていなくて、「3Dはしんどい」と思われる方でも楽ですが、いっそ3Dじゃなくてもいいんじゃない?とも思いました。それでも、IMAXの大画面と音響で観る価値はあります。

音と言えば、宇宙空間の静寂さが表現されていて、これが臨場感を増しています。途中のBGMは無しで、全編宇宙空間の音だけでやり通して欲しかった。

邦題は「ゼロ・グラビティ」(無重力)ですが、原題の”Gravity”(重力)の方がしっくり来ます。それはなぜか?観れば最後の最後に分かります。 😉

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