今日は一学期の終業式、里紗は通知表と表彰状を貰ってきました。
今の先生は3年生の時と同じ先生で、学期末になるといろんな形で表彰状をくれます。3年生の一学期には漢字の書き取りで一番上手に書けていた子が貰える最優秀だったのですが、今回はその一つ下の優秀賞。最優秀は別の女の子が貰っていて、その子は3年生の頃から数えると通算2回目、里紗にとってはライバル。
というか、里紗はそういう闘争心みたいなものを持つタイプではないので、むしろ漢字のことをきっかけにその子とも話すようになったりしているらしい、いいことだ。
でも、いつも何か良いことがあると繰り返し何度もそのことを話す里紗が今日はあんまりその話はしなかった。「よかったなぁ」というとニッコリ笑っていましたが、やっぱりどこかで悔しいという思いがあったのかな。そういう気持ちになることも大事だよね。