今、1を見終わりました。やっぱり1が面白い。
その理由
1.アクション少なめで侵入作戦がメイン
スパイなんだからドンパチ撃ちあっちゃいけません。
2.画が古い
10年前の映画なのでさすがに画が古いですね、でもそこにリアリティを感じます。車の中のリアガラスに映った背景とか明らかに合成なんですが、それでもリアルに思える。これは初代仮面ライダーとかウルトラマンに通じるものがあります。
3.音が古い
クライマックスのシーンでは、昔の映画にありがちなヒーローが戦うシーンによくかかる感じの音楽がかかっている。
要は、典型的な昔のヒーローもの映画だからなのかな、妙にハマります。
あと、10年前なのでいろんなものが古いのが面白い、使ってるPCは黒いノート型のMac(つまり昔のPowerBook)、あの頃画面にまともに動画が出せるPCはMacしかなかったでしょうし。
ハントがMaxやJobの情報を検索する時に使ってるのはもちろんGoogleじゃなくて、USENET。最近はあまり使われなくなったネットニュースを検索しているのも時代を感じます。使ってるブラウザはNetscapeの1.0と思われる。
ハッカーのルーサー(イーサン以外で、唯一シリーズを通して登場する人物)が高機能なPCが必要だといって要求するPCのスペックが686型(つまり、Pentium II)だったり、IMFへのハッキングはモデムアクセスが無いから駄目とか、何もかもが10年前。
IMF本部のデータ室内部の感じもStarWarsとかを彷彿とさせる、ちょっと古いデザイン。
まだまだインターネットが発展途上だった時代、いろんなものを想像する余地があったのかもな。