イギリスのレコード会社、EMIがこんなプレスリリースを出しています。

—-以下、EMIのプレスリリースより引用—-
EMI Music launches DRM-free superior sound quality downloads across its entire digital repertoire
Apple’s iTunes store to be the first online music store to sell EMI’s new downloads
—- 引用ここまで —-

要は、EMIの楽曲配信はDRM Freeになり、その最初の配信をやるのがAppleのiTunes Storeということ。DRM FreeなのでiTunes Storeで買ってもiPod以外の機器に入れて聴くことができる。もちろん、iTunes Store以外の配信サービスでEMIの楽曲を扱い始めればiTunes Store以外で買ったものでもiPodに入れることが出来るということ。

もっと言うと、いくらでもコピーすることが出来るというもの。でも、むしろDRM Freeの方が健全な市場を形成できると判断したんだろうな。この勇気には感心するばかり、日本はJASRACがある限りこんな決断は出来ないんだろうな。僕もイギリス人に生まれたかったよ。

でも、これを機に一気にDRM Freeの風潮が出来ることを期待しているよ。

今日のお昼前に修理完了の連絡があったので会社が終わってから引き取りに行ってきました。修理前は全体的に輝度が低かったように思ったのですが、修理後はかなり明るくなったみたいです。ちらつきも今のところ出てません、しばらくは様子見です。

修理は心斎橋のApple Storeへ出したのですが、ついでに店頭展示してあったApple TVも少し触ってみました。レスポンスも速くてなかなかいい感じです。日本ではまだ映画とかテレビ番組をiTunes Storeで買えないのでそういったコンテンツを楽しむという使い方は出来ませんが、自分で撮った写真とかムービーをTVで楽しむのにはいいかなと思いました。

あと、音楽を選ぶ画面ではiTunesのカバーフローもどきが大画面でかなり奇麗に表示されていたので、それも魅力的でした。新しもの好きの自分にはグっとくるものがありましたね。

でも、接続はHDMIかコンポーネントなのでうちのTVには繋がらない。なにしろうちのTVは10年前にブラウン管TVですから。一応ワイドですけど…まずTVを買い替えないと…

iTunes Storeにも楽曲提供しているコロムビアが、こんなサービスを始めたらしい。
—以下、asahi.comより引用—
自分の好きな曲を集めたオリジナルCDを店頭でダウンロードして作れる音楽配信サービス「カスタマイズCD」を、コロムビアミュージックエンタテインメントが今月から展開している。パソコンや携帯電話に取り込むのと違い、音声を圧縮せずに配信するため市販CD並みの高音質で収録できる。売れ行きが伸び悩むCDの販売機会を増やす狙いだ。
—引用ここまで—-
うーん、どうなんだろう、自分はダウンロードも利用するしCDも買うが、これは利用しないなぁ。これって家にPCやインターネット環境が無い人が利用するんだろうか?

自分はやはり好きなアーティストならCDを買いたいと思う。それはジャケットとかCDの盤面のデザインとかを含めてその人やグループが作ったものが欲しいから。それ以外のCDはレンタルで、曲単位で欲しい場合はダウンロードという使い分けかな。

このサービスでもジャケットは選べるらしいが、クォリティはどんなもんなのか?というところが気になるし、どうせ買うのなら選べるよりもそのアーティストが納得して作ったものを欲しい。ダウンロードという点でも家でゆっくり選べるのでなければ、あまり魅力を感じない。

自分だけのオリジナルカスタムCDが出来るという点がこのサービスのメリットなんだろう。ダウンロードというのはそれを実現するための技術的なバックボーンとしてあるだけで、いわゆる普通のダウンロードサービスとは違うと思うな。