ワンチャンスとニャンとかなる

「この本、面白そう」とつぶやいたところ、奥様がバレンタインに二冊くださいました。 🙂

内容は、簡単に言うと名言・金言集。1ページずつ表裏セットになっていて、表面にひとつのテーマとそれを表す犬や猫の写真、裏面にそのテーマにまつわる名言が掲載されている、という形式。

文章量そのものは多くありませんし、内容も知っているものが多いのですが、日常生活で忘れがちなことが多いので、気軽に読めて、気軽に読み返せる形式というのは良いと思います。

ページにはミシン目が入っているので、気に入ったページは切り取ってそれだけを壁にはったり机の上に飾ったりできるようになっています。

残念なのは、犬や猫の写真の全て自然にな表情ではないことかな。全部ナチュラルな写真だったらもっとよかったのに。

この二冊に収められている言葉は、どれもいいものばかりなのですが、いくつか気にいったのをピックアップします。

「他の人の生活のうちに日光をもたらすのは、日光を独り占めしようと決して思わない人です」ジェームス・バリー(ピーターパンの作者)

「人生はクローズアップでみれば悲劇、ロングショットでみれば喜劇」チャールズ・チャップリン

「おとなは、だれも、はじめは子どもだった。しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない」サン=テグジュペリ

「幸福だから笑うのではない、笑うから幸福なのだ」アラン(フランスの哲学者)

「チャンスが見つけられないなら自分で作れ」サミュエル・スマイルズ(イギリスの作家)

「最初の一歩を踏み出しなさい。階段全体を見る必要はない。ただ、最初の一歩を上がりなさい」マーティン・ルーサー・キングJr

「たとえ100人の専門家が”あなたは才能が無い”と言ったとしても、その人たち全員が間違っているかもしれないじゃないですか」マリリン・モンロー

「われわれは、自分に関心を寄せてくれる人に、関心を寄せる」プブリウス・シュルス(古代ローマの詩人)

長くなるので、この辺で…。 😉

午後の茶碗蒸し

クリエイターのためのメールマガジン「日刊デジタルクリエイターズ」に連載されている、ヤマシタクニコさんの作品がKindle本になったということでさっそく購入しました。

ヤマシタさん独特の不思議な世界が、淡々と綴られるある意味「変な本」です(笑)。「変な本」ですけど、嫌な感じのしない作品集です。

個人的に気に入ったのは「反省してもらおう」。これが気に入ったというのは、職業病かもしれませんけど。幅広い世界観の作品集なので、きっとどれかお気に入りが見つかるはず。価格も高くないので、KindleとかKindleアプリをお持ちの方は是非お試しを。

デジクリ文庫02-「午後の茶碗蒸し」-ショートストーリーのKUNI-ヤマシタクニコ

なお、ヤマシタクニコさんの作品が読めるメルマガはこちらです→「日刊デジタルクリエイターズ

あなたの本を黒歴史にしない!夢を叶える電子出版

大阪の勉強会「Wisdom Sharing WorkShop(知恵の共有のワークショップ、通称:ウズウズ)」から出版されたKindle本、個人で電子書籍を書くために、どんなことを考えるべきか?がテーマの本です。

本書では、電子書籍、特にamazonの”Kindle Direct Publishing”での出版を念頭にしていますが、KDPで本を出す方法ではなく、「本を書くためにはどんなことを考えなければならないか?」が解説されています。

つまり、紙の本を書くにしても、出版じゃなくてblogを書くにしても参考になる内容になっていると思います。誰に向けて、どんなテーマで書くかということは、なかなかひとりで適切な答えを導きだすのは難しいものですが、本書を読めば基本的な考え方は理解できます。

それでも、いざ自分の本のテーマやターゲットを決めるとなると自分だけでは難しい。本書にも出てくるグループ出版というのが、個人出版の形としては良いように思いました。

自分もいつか(そう遠くない将来)に本を出したいなぁ、とちょっと思ってます。本を読む環境だけじゃなくて、出版する環境も提供しているのがamazonの強みですね。