自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れを取る技術

メンタルヘルスケアについての書籍はたくさんありますが、自衛隊のメンタル教官の方が書かれた本、ということで気になったので読んでみました。

他の書籍と比較して面白いなと思ったのは、組織としてどう対処すべきか?という点がたくさん盛り込まれている点です。メンタル上の問題を抱えたメンバーがチームに居る時、組織としてどう対処すべきか?リーダーはどう対処すべきか?そして、そういう状況にならないようにするにはどうすればいいのか?

本人ではなく、周囲の人間が取るべき行動について、これだけ多くの紙面を割いている本は珍しい。本書で書かれていることは、自衛隊だけでなくどんな組織や企業にも起こりうることなので、組織や企業のリーダー(もしくはその中でリーダー的役割を負う人)には、とても参考になる本だと思います。kindle版だと半額ぐらいで買えますので是非!

マリアビートル

東京から盛岡へ向かう新幹線の中、偶然?乗り合わせたちょっとヤバい事情のある面々が複雑に絡み合う物語。「グラスホッパー」の続編的作品ですが、グラスホッパーを読んでいなくても楽しめます。

でも、やっぱり「グラスホッパー」を読んでおいた方が面白く読める作品。登場人物の絡み合い方の複雑さは、伊坂幸太郎作品らしいなと思いましたが、意外だったのはスピード感。海外のアクションドラマを思いこさせるようなアクションシーンもあり、これはハリウッドで映像化して欲しい作品です。

今まで読んだ伊坂幸太郎作品では最高傑作と言えます。最後の方はニヤニヤしてたのが自分でもわかるぐらいハマりこんでました。

これは絶対オススメ、そして「グラスホッパー」を読んでから読むこと!(あれ?)

個人事業・中小企業者のための売れるホームページに必要なたった3つのポイント[講演録]

「Wisdom Sharing WorkShop(知恵の共有のワークショップ、通称:ウズウズ)」から出版されているKindle本シリーズ。売れるホームページを作るためにやるべきこと、なんですが自分のホームページをどうにかしようというよりも、こういうテーマで中小企業向けのサイトを見た時に、何を考えるべきなんだろうか?という第三者的視点で読みました。

ここで挙げられている3つのポイントは、当たり前のことばかりなのですが、初めてサイトを起こそうかという方には気付かないポイントなのかなと思います。まだまだ、「見た目重視」だったり「ホームページ作ったらお客さん殺到」みたいな誤解のされているケースも多いですからね。

本の内容は、講演録ということなので詳細へのツッコミが少ないが残念ですが、本にする際にもう少し付け加えがあってもいいのかなと思いました。