この本、教えてもらったのは昨年の末。たかだか200ページ程度の本だけど、読むのにかなりの時間を要しました。というのも、独特の言い回しというか文章が鼻について、どうも読み進める気が起こらず放置の時間が長かったからです。

内容はとても面白いし参考になります。検索のトレンドとデザインパターンを分析し網羅しているので、現在世の中にある検索のパターンは一通りわかると思います。全てが新しい事ばかりではありませんが、整理されると見えてなかったものもよく見えてきました。

しかしそれにしても、内容はとても面白いのですが文章がイマイチ…オライリーの本にはよくあるアメリカ人的ユーモアとか比喩表現がたっぷりでそっちで疲れてしまいました…

普段なら買わないムック本を読む事になったのは、Fans:Fansのプレゼントに応募して頂いたから。もちろん内容に興味があったので応募したわけで、ラッキーでした。

内容は前半が色んなユーザーの活用事例、後半が基本的なEvernoteの使い方といった構成。前半の活用事例で紹介されているユーザーは個人で事業をされていたり、ジャーナリストだったりと普通のサラリーマンとは違う方ばかりなので全部が全部同じことを実践するのは難しいかと思いますが、いろんなツールの組み合わせは考え方の参考になると思います。

個人的には、Evernote CEOのPhil Libinさんのインタビューで語られていたEvernoteのフリーミアム戦略の話が興味深かったです。

メイドインジャパンとiPad、どこが違う? 世界で勝てるデジタル家電

自分で買ったわけじゃなくて、知人が間違って二冊買ったので一冊を引き受けた形で買うことになった一冊。

内容的には、電機メーカーもしくは関連した職業の方なら別に新しいことは何も無い内容かなと思います、少なくとも自分にはそう感じました。けれど、頭の整理にはなると思います。

タイトルに”世界で勝てるデジタル家電”とあるけれどこの本にその答えを求めてはいけません、そこは自分で考えましょう。