「知的財産推進計画2006」に寄せたアップルジャパンのパブリックコメントがあちこちのニュースサイトで話題になっています。ちなみに原文はここの「団体からの意見」をクリックすると表示されるPDFの11ページ目からがアップルジャパンのコメントになっています。

で、この記事を取り上げているサイトの一つに「iPod情報局」ここで概要を読むこともできる。

iPod情報局のコメントとして、
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2つめは、仮に権利侵害を被っているとしても、それはCDが簡単に複製できるせいであって、アップルのせいじゃない、というもの。
 ここは、「DRMなんてない方がいい」というジョブズCEOのメッセージと食い違うので違和感を感じるが、そもそも仮定の話なので置いておこう。
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というのがあるが、おそらく誤解されていると思う。JobsはDRMなんて無い方が消費者のため、業界のために良いと考えているのは間違いなくて、それらを無視してでも権利保護が重要だというのなら権利保護を厳重にやれば良いということを言っているだけ。ただ、そうすると業界は衰退していくだろうし、消費者と業界それぞれにデメリットしか無いということを暗に言っているのだと思う。

それにしても、アメリカのAppleじゃなくてアップルジャパンからこれだけ過激な内容のコメントが出て来たのには驚いた。文化庁なんかいらねーとも言い切っている。Jobsが言ったのならまだ分からなくもないけれど、それほど力は無いだろうと思われた日本法人がねー、ビックリだよ。もちろん、本社にお伺いは立てた上だろうし、Jobsも知ってのことだろうけどここまで言うとは。

でも、iPodやiPod以外のポータブルオーディオユーザーも大多数がこの意見に賛同するだろうし、ここまで言ってくれたのはうれしい限りだ。

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