三菱が出した電気自動車、これってかなり大きな意味あると思う。

プリウスとかインサイトとかハイブリッド車が注目されているけれど、これらはあくまでもワンポイントリリーフ。ガソリン積んで走ってる以上社会インフラまで変わることは無い。

どういうことかというと、結局のところ燃料を変える場合の一番のネックはそれを補給する場所。ガソリンスタンドなら至るところにあるから、ガソリンはどこでも補給できるけど電気はそういうわけにはいかない。

だったら、電気スタンド(?)を作ればいいのだが、それを必要とする車が走ってないことにはそれを増やそうという動きにはならない。ハイブリッドの場合、最悪ガソリンで大丈夫なわけだから、ガソリン以外の燃料を補給する場所を増やす動機付けにはならないんじゃないかと。

そういう意味で、電気でしか走らない電気自動車の本格的登場はそういった状況を変える可能性があるなぁと思う。

そして、電気以外の次世代燃料はちょっと焦らないとダメ。もし電気スタンドがある程度したら、新しく次世代燃料の補給スタンドを作ろうという動きはにぶるだろう、スタンドの経営側だってあれこれ投資したくないしね。

次世代の燃料が何になるか?それは、ガソリンスタンドが何に変わるかで決まる様な気がする。

2 Thoughts on “電気自動車がつくるインフラ

  1. honey on 2009/06/11 at 11:37 said:

    電気スタンドは早々には普及しないでしょうが、確かローソンだかと提携して
    コンビニにコンセントを取り付けて急速充電出来るようにするって云うのをニュースで見た気がします。

    完全電池? だけで走れるようになれば、これからの環境問題を考えると画期的ですけど
    やはり長距離走る場合、途中で電池切れになっちゃったらどうしよう…と云うのが怖いですよね。

    家は結構中距離移動が多いし、下道だったらコンビニもそこそこあるけど
    地方だった場合はどうなるのか、とか、高速道路上を長距離移動だった場合、SAやPAにどの程度
    設置してくれるのか…などなどそういうのが気になります。

    実際、電気自動車が国民に普及するにはまだ数年以上はかかるでしょうけど
    国や市で補助制度が大分確立されてきつつありますし、そこそこ手が出せる値段になれば
    一気に受注も増え、更にコストダウンに繋がるのでしょう…

    でもどちらにしてもコンパクトな車しか今の所ないので、我が家的にはまたまだ手が出ないのが現状です。

  2. 今のところ、あの大きさであの値段ですからね、もうちょっとこなれてこないとエルグ並みのサイズで作ると値段もフェラーリ並みになりそうですし。

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