毎年5月に開催される前職の友人の書道展、今年も行ってきました。
昨年も書いてますが、書道展といっても習字作品が並ぶのではなくて、絵画的要素がたくさんつまった作品ばかりで、毎年行っても飽きることがありません。今日も会場で話していたのですが、「学校の教室の後ろに張り出されるような、習字の展示」だったら、友人とはいえ毎年は観に行っていないと思います。
何(文字、文章)をどんな風に(筆、書体、紙、レイアウト、絵との組み合わせ)表現するかのバリエーションが豊富で、同じ文章でも人によって表現方法が違っていて面白いです。
多分、この絵画的要素がなかったら毎年は行ってないかもなぁ。
友人の作品
「趣」
「創造破壊」創造と破と壊で、それぞれ筆を変えているそうです。
「楽愉嬉宴槃娯」楽しいことや様子を表す文字が、輪になって踊っているように見えます。
「めぐりあい」あいだみつをさんの詩。書体が変わるとイメージも大きく違います。
「白南風」こちらもあいだみつをさんの詩、こんなに長いものがあるのか。
中島みゆきさんの歌「糸」の歌詞を縦横に糸を織った形で表現しています。
こちらは、絵本。それぞれ様々なお話から引用した文章をそれぞれのイメージにあった絵とともに描き表されています。もちろん、絵もご本人の作。
アーティスティックな感性が羨ましい
他にも友人のお母さんの作品や、その他の方の作品など面白いものがあるので、時間があればまた追加してみたいと思います。
字にしろ、絵にしろ、自分には無い才能なので羨ましい。感性を形で表すことのできる才能は身に着けたいけれど…。
お土産
帰りにこんなお土産いただきました、ありがとうございました。