「大阪全停止」映画の宣伝のキャッチコピーに釣られて読んでみました。まだ映画は観てないですが、多分これは映画よりも本の方がいいだろうなぁと思ってます。

ネタバレになるので内容は詳しく書きませんが、大坂冬の陣に始まる豊臣家の滅亡からの史実を元にきっちり練り込まれたストーリーで、ダ・ヴィンチ・コードを思わせる仕立てです。でも、舞台は大阪なのでダ・ヴィンチ・コードみたいなかっこよさはないですけど…

大阪の人なら誰もが知ってる地名が沢山でてくるので、とても親近感が湧くし、作り話とはいえ史実を元に作ってるのでなぜか本当の話のように思えてしまいました(俺、単純!!)

「大阪全停止」の部分は物語のほとんど終盤にでてくるので、ここに期待して映画を観た方はちょっとがっかりかもね。この話の面白さは全停止の部分ではなくて、そこに至るストーリーだと思うのでそれがきちんと理解できる本の方が楽しめると思います。

この本、実は発売前に予約注文してたので一体何ヶ月放置してたのかって感じで、ようやく今日読了しました…(遅)
“はじめてのGTDストレスフリーの整理術”を読んでGTDに関心を持ったものの、著者が言うような頭の中が空になる感覚にならず、何が悪いのかよくわからないままでした。で、本書を読んだのですが原因は根本的なところにあることがわかりました。

やっぱり、自分はGTDをただのタスク管理、ToDo管理としてしか捉えていなかったようです。そうじゃなくて、GTDはもっと上のレベルをやらないとその効果が出ないのでは?と思い始めています。

で、単に”Next Action”だけでなくもっと上のレベルのビジョンとか目標に目を向けて行くと、なるほどいろんなことが出てきます。まだ全部inboxに吐き出したというところまではいかないですが、それでも少し前向きになれたしすっきり感を味わうことができました。(単純か、俺?)

いずれにせよ、何か一つ見えたことは間違いないので頑張ってGTD再チャレンジしてみます。今度は出来そうな気がする。最後にこの本は読み返すといいとありましたが、その通りだと思います。もう一度読み返した時にはまた新しい発見がある予感がする。

まずは一旦置きますが、とりあえず実践してみてまた壁にあたったら読み返してみたいと思う一冊でした。

35周年記念ライブということで行ってきました、場所は豊中の服部緑地公園 野外音楽堂。

16:00の開演時刻をちょっと過ぎてメンバー登場、野外音楽堂なのでホールのライブみたいに暗い中を登場してスポット!みたいな演出はありません。オープニングはモンキーマジックと銀河鉄道999の2曲でした。

その後のMCで、「今日は暴挙にでます、シングル全部演ります」とタケカカワユキヒデさんが言うと会場は大盛り上がり。でも、直後に「いや、出来ない曲もあるけど」と一応フォロー(笑)。

自分は古くからのファンではないので、どれだけのシングルがあるのか?この日やった曲が全部シングルなのか?はよくわからないですが、知ってる曲が多いのは確か。古い曲から昨年発売された新しい曲までやってましたが、やっぱりGodiegoといえばモンキーマジックとかガンダーラとか銀河鉄道999の世代なので古い曲の方が嬉しいし、Godiegoといえば無国籍というか(タケカワユキヒデさんの言葉を借りれば)エキゾティックな曲が特徴なので、そういう曲が嬉しかったです。

曲も良かったですが、何よりよかったのはバンドの雰囲気。MCの場所とか曲の順番を間違えたりとか(どちらもトミー・スナイダー)、そういうことへのツッコミとか、テンポをどうするか?とかステージの上でトミーとミッキーが相談してたりとか、とてもプロのステージとは思えない内容(笑)であるにも関わらず、なんとなくそういう雰囲気がとても良かった。

友達のライブを観に来ているような感覚かな。スティーブ・フォックスはアンコール前の終演後、他のメンバーがとっくに居なくなってるのに慌てる風でもなく、ゆっくり歩いてステージを出てたのも面白かった、まるでオーディエンスのことなんて気にしてないみたいにね。

ファンは当然年齢層が高く、面白いのはタケカワユキヒデの振りに合わせてみんな同じ動きをしていること、多分若い頃に染み付いたものなんでしょうね、三つ子の魂百までというやつです。

梅雨入り直後+台風接近であいにくの雨での野外ライブでしたが、まぁそれはそれで趣があってよかったかな。メンバーも楽しそうにやってましたが、そういう雰囲気が伝わって来てとても良いライブでした。