またまたtouchネタ。日本語版Windowsでの問題があってどうやら店頭での販売開始が延期されたようなので、今自分の手元にあるtouchは現時点ではかなりなレアアイテムになっている模様で、ガジェット&ユーザーインターフェースヲタクとしては妙な優越感に浸っています。(笑)おそらくオンラインの方の出荷も延びているのかもしれない。

面白いところ、不便なところ色々あるのですが、自分的に不満なところとしてpodcastのテキストを表示させることが出来ないという点があります。従来のiPodならpodcast再生中にセンターボタンを何度か押すとテキスト画面になってpodcastと一緒に落ちて来たテキストが読めるのですが、touchではそれが出来ない。

自分は英語/英会話関係のpodcastを愛聴していて、センテンスをテキストで確認しながら聴くというやり方が定着しているのでこれが出来ないのは痛い。Appleとしても当然把握してるとは思うので近いうちのアップデートに期待したい。

あと、音楽再生中にテキスト入力とか写真表示をすると再生がおかしくなる(同じところが繰り返し再生される)というのもかなり致命的。これ買った人はそういった部分に期待しているわけだから、これは絶対直してもらわないと納得できない。

機能的にも性能的にもまだまだチューニングが必要と思われるところが多いので、アップデートは頻繁に行われると思うし、思いたい。こういった先進的な機械を率先して購入したユーザーが育てているようなものだものね。

昨日届いたiPod touch、あれこれいじってみた感想です。

結論から言うと、iPodとしては失格で、iPodとして買うならnanoかclassic、容量的に問題なければnanoがおすすめです。
iPodとして見なかった場合にもまだまだ未熟な点が多いガジェットだと思います。具体的に何が?というと細かい部分の話になるので説明は難しいのですが、一言で言うと「使いにくい」というところでしょうか。

ポイントは操作性だと思うのですが、音楽を聴くことをメインに考えた場合は従来のクリックホイールの方が使いやすいです。ビデオを観ることを考えれば一つの解かなと思いますが、それでもまだまだ改善の余地があると思います。完成度という意味ではiPhoneの方が間違いなく高いでしょう。それは単に機能が多いからということではなくて、各機能の連携にあると思います。

例えば、AppleのデモにもありましたがiPhoneのGoogle Mapでレストランを探して出て来た電話番号をタッチすると即座にレストランに予約が入れられるといった各機能間の連携がiPhoneにはあるので、その点で一つの商品としてのまとまりを感じるのですが、iPod touchの場合は音楽やビデオやブラウザなどの各アプリケーションの結合度が低いのでまとまりが悪いよういに思えました。

あと、フォントがいまいち。特にカタカナのバランスが悪いようですし、漢字のフォントも一部まったく違うものもありました。この辺りはアップデートで改善して欲しいところです。

でも、現時点で商品として出ているレベルの中で「未来度」という点で断然魅力的なアイテムです、新しもの好きにはたまらなくハートを刺激されるアイテムであることは間違いありません。これからもどんどん改善されていくだろうし、多分また第2世代のiPod touchが出た時には欲しくなってるかもしれないけれど、とりあえず初代iPod touchを手に出来たことで満足してます。