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キリスト教のお祈りの言葉の中に、「わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。」というものがあります。

私は、この言葉をなかなか理解することができず、ずっと違和感を持っていました。文面通りだと、「なあなあ」なニュアンスにも思えるからです。

しかし、最近の自分の周りで起こっていることを見ていてこれが、「私のことを理解してください、私もあなたのことを理解します」ということなのではないかと思うようになり、この言葉の意味が自分の中に入ってくるようになりました。

どこにも完璧な人間はいません、間違いも失敗もあります。しかし、100%の正解もなければ100%の間違いも無いと思います。人それぞれの思いや考えには何らかの理由があり、人はそれに従って行動しているのです。

ですから、自分の考えと違うからといって「あいつは考えが足りない」「何も考えていない」と頭ごなしに批判するのではなく、「なぜその考えに至ったのか」を理解することで、その人の過ちを許すことができるようになる、ということなのかなと。

逆もまた真なりで、自分が正しいと信じたことが、他の人の視点や考え方から見れば、過ちであったり考慮不足があったりするものです。

「お互いのことを理解しようと努力する」そういうことが今の世の中欠けているなと、最近つくづく思いましたので、自戒の意味も込めてここに書き留めたいと思います。

文房具

来年に向けて、というわけでなくて、一部はすぐに使い始めるのですが、久しぶりに文房具をまとめ買いしてきました。

Campus Diary 2014 Weekly Vertical A5
Campusノートシリーズのダイアリーで、色々な大きさとフォーマットの組み合わせが選べます。私が使っているのは、見開き一週間で、一日の時間軸を縦方向に書いたもののA5サイズ。

ダイアリーはいつも悩むのですが、高いものを買ってもなかなか使いこなせないでいます。
使いこなせなくてはもったいないので、今年からは価格が安く気軽に使える、これを使っています。

ツバメノート 無地 A5
ノートの方も、今はCampusノートのドット罫線のA5を使っているのですが、次は無地に変えたくて探していたところ、書き心地が良いと教えて貰ったツバメノートで無地A5を見つけたので、迷わず買いました。

uni-ball Signo 0.28mm ブルーブラック
これも、お気に入りのペン、Signoの0.28mm。今はブラックを使っているのですが、ちょっと気分を変えてみようということで、ブルーブラックにしてみました。

NeoCritz
ペン立てになるペンケースです。ずっと前に教えてもらって、よさそうだなと思っていたのですが、今の仕事環境で活躍しそうなので、買ってみました。


ノートのサイズがA5なのは、このサイズだとPCの前に広げておけるからというのと、この他にモレスキンとiPhoneを一緒に持ち歩くので、この大きさ感がしっくりくるから、というのがあります。

新しい文房具を持つと、気持ちが新しくなります(単純)。 😉

OUT THERE JAPAN TOUR

11年振りの日本公演、ポールはやっぱりポールでした。
歌声、ギターを掲げるポーズ、おどけたポーズ、どれも11年前と変わらなかった。

オープニングの”Eight days a week”は嬉しかった。初期のバンドサウンドが好きなので、”Paperback writer”、”Day tripper”も嬉しかった。

Johnのために演奏した”Here today”は、Johnのために書かれた曲で、Johnが亡くなった直後に発売された”Tag of war”に収録されています。”Yesterday”のアンサーソングとも、言われています。11年前も今回も、この曲が一番感動しました。

http://www.youtube.com/watch?v=BGn0Y6Z9R0U

Georgeのために演奏したのは”Something”で、こちらはThe Beatles時代のGerogeの曲。ウクレレアレンジで演ったのは2002年の時と同じ。2002年の時は全部ウクレレ一本で歌い切りましたが、今回は途中からオリジナルアレンジになりましたね。

ということは、Georgeが亡くなってから少なくとも11年は経っているということか、もっと最近のような気がしてました。

“Get Back”の前の発声とか、”Hey Jude”の男女別の合唱、どれも11年前と同じ。もっというと20年前とも同じ(笑)。でも、それがポールらしい。

“Fool on the hill”、”Sgt. peppers lonely hearts club band”、”Here There and Everywhere”が無かったのは少し寂しかった。でも、言いだしたらキリが無いぐらい曲数があるのでしょうがないか。

“My Brave Face”、”This One”、”Put it there”が無かったのも残念。でも、先に書いた曲が落ちたぐらいだから、これらはしょうがないか。東京公演では、”Things we said today”とか”I saw her standing there”も演ったそうですが、それと引き換えに”I’ve just seen your face”と”Get Back”が落ちたらしいので、どっちがよかったというのは無い、どれも聴きたかった。贅沢ですけどね :-)。

ステージの上では、水分補給もしない、アンコールの前後以外はステージから消えることがない。みんなが観たいポールを、一秒たりとも損なうことなく、思う存分観て欲しい、聴いて欲しいというスタンスが伝わってきた。はい、ファンの贔屓目です。でも、それでいいんです。:-)

もうこれが最後だと思って行きましたが、2,3年以内ならもう一回あってもおかしくない、それぐらい衰えを感じさせないステージ。最高でした!

11月12日(火)大阪公演2日目のセットリストです。ほとんどの曲を、一緒に歌いました 😉

  1. Eight Days a Week (The Beatles)
  2. Save Us
  3. All My Loving (The Beatles)
  4. Listen to What the Man Said (Wings)
  5. Let Me Roll It (Wings)
  6. Paperback Writer (The Beatles)
  7. My Valentine
  8. Nineteen Hundred and Eighty-Five (Wings)
  9. The Long and Winding Road (The Beatles)
  10. Maybe I’m Amazed
  11. I’ve Just Seen a Face (The Beatles)
  12. We Can Work It Out (The Beatles)
  13. Another Day
  14. And I Love Her (The Beatles)
  15. Blackbird (The Beatles)
  16. Here Today
  17. New
  18. Queenie Eye
  19. Lady Madonna (The Beatles)
  20. All Together Now (The Beatles)
  21. Lovely Rita (The Beatles)
  22. Everybody Out There
  23. Eleanor Rigby (The Beatles)
  24. Being for the Benefit of Mr. Kite! (The Beatles)
  25. Something (The Beatles)
  26. Ob-La-Di, Ob-La-Da (The Beatles)
  27. Band on the Run (Wings)
  28. Back in the U.S.S.R. (The Beatles)
  29. Let It Be (The Beatles)
  30. Live and Let Die (Wings)
  31. Hey Jude (The Beatles)
  32. Encore:

  33. Day Tripper (The Beatles)
  34. Hi, Hi, Hi (Wings)
  35. Get Back (The Beatles)
  36. Encore 2:

  37. Yesterday (The Beatles)
  38. Helter Skelter (The Beatles)
  39. Golden Slumbers (The Beatles)
  40. Carry That Weight (The Beatles)
  41. The End (The Beatles)

OUT THERE JAPAN TOUR

Paul McCartney