小池防衛相が次の内閣改造で続投しないことを表明したらしい。というか、続投するかどうかを決めるのは本人じゃないので既にこの時点でおかしいのだが、おかしいのがその理由

「イージス艦情報流出などの情報漏洩問題の責任を取る」

ってことらしい。大体その事件って就任前に起こってることだし、元々破綻してる内閣からの辞任で責任とったことになるって本気で思てるんだろうか?もしそうだとしたら、やっぱりそんな人には防衛省のトップには向いてないのでさっさとやめてもらった方がいいんだろうなと思う。

本人もやる気なんか全然ないんだろう、やる気がないからやめたいし、それで責任とったことになるんなら一石二鳥ってとこなんかな、本当にこういう人たちの考えてることはわからん。舐めとるとして思えん。

先日東京であった火事の原因が、37年前に製造された三洋電機製扇風機が発火元だということがわかったらしい。

最近は、いろんなところでメーカーの製造責任が問われることが多くて回収騒ぎや社告が出ることがあるが、さすがに37年前の扇風機ではどうしようもないんじゃないかと思う。そこまで責任を負わなければならないのなら、それは製造コストへの負担となり結局は製品価格に反映されることになるだろう。

消費者としても、責任をメーカーに押し付けるだけでなくて、責任の範囲を明確にした上で消費者が追うべき責任(とかリスク)というものを認識する必要があると思う。つまり、メーカーに高い責任を求めるならそれがコストに反映され製品単価に反映されるということを受け止めなければならないということ。もちろん、メーカーが故意に不良を隠したりした場合など明らかにメーカー側の責任が問われる場合を除いて。

それにしても、最近の機械製品の老朽化に伴う様々な問題は人間の作ったものの限界を知らなければならない時期に来たということか。これまで人間は様々な機械を発明し製造してきたのだけれど、それらには寿命があるという当たり前のことが具体的に見えてきたのだと思う。所詮人間が作ったものなんだから、そのあたりは謙虚に受け止めないといけないのだろう。

政治資金収支報告において、一円以上(つまり全ての出費)で領収書を必要とする法案の話題が最近にぎやかですが、そんなに法律でガチガチに固められないと正しいことが出来ませんかねぇ?国会議員ってやつらは。

犯罪者が集まって「自分たちをどうやって犯罪に走らないようにするか?」ってことを議論する場じゃないんですけど、国会は。

報道はというと、朝の番組では「切符を買った時」「自動販売機で物を買った時」「冠婚葬祭にまつわる出費」の領収書の取り方をやってましたけど、そういう問題じゃないんですよね。テレビもニュースも単にネタとして取り上げるんじゃなくて、根本をついた報道をしてもらいたいんだけど、報道関係者も国会議員と同じレベルだからなぁ…