文化審議会著作権分科会の私的録音録画小委員会とやらが、以前から議論されていた携帯音楽プレーヤーやHDDレコーダーへの私的録音録画補償金課金を検討することになったらしい。

要は、カセットとかMDにかけてきた私的録音録画補償金の収益がデジタルプレーヤーの出現で減って来たので適用範囲を広げようということ。バカじゃないか?

どうして、自分が買ったCDの音楽を聴くためにCDとは別にお金を払わないとダメなんだ?そのお金もどんな風に配分されるのか不明だし。自分の好きなアーティストに配分されるのなら納得できるけど、そうでないなら駄目。

もういっそのこと著作者と直接取引できる仕組みにしてくれないかな。

昨日地裁の判決が出た福岡の飲酒運転による3児死亡事件。危険運転致死傷罪は適用されず、7年6ヶ月の懲役らしいが、危険運転といえる状況でなく正常に近い人間が、事故後に助けようともせずに逃げて飲酒を隠すために大量の水を飲んだというのだから、そっちの方がよっぽど悪質なんじゃないか?

危険運転致死傷罪なんて適用しなくてもいいから、殺人罪を適用すれば良いと思う。

久しぶりに政治ネタ。民主党の小沢党首が辞意を撤回したらしい。

今回の辞職騒動は微妙だなぁと思った。確かに、参院選で勝っていてそれで自民と連立ってのはどうかとも思わないではないが、小沢氏の言う通り今の民主党に国政を担えるだけの実力があるとも思えない。今は外野席で好き勝手言ってるけれど、実際に政権担当することになったら奇麗ごとだけでは収まらないだろうし、それなりに強かさみたいなものも必要になるだろう。

今回の辞任騒動でもそう言った面が見られた。党首会談で出た連立の話(どっちが持ちかけたかはこの際良いとして)を持ち帰っただけで、党首批判する民主党員は何を考えてるのか?自分で自分の親玉撃ってどうするんだ?その当たりをキッチリ考えて先まで読んだ上で行動できない、脊髄で物を言うようでは政権担当は無理だと思う。

これが自民党ならそうはならないだろう、まぁ派閥が違えば文句を言うやつも出てくるだろうけど、公然と総裁批判することはないだろうし、なんでも自分たちの都合の良い様に解釈してコメントすると思う。

その当たりの強かさの違いが自民党と民主党の違いなんじゃないかと思う。