ショッピングチャンネル(ソフトウェアのダウンロード)を試してみました。とりあえず1,000円チャージして里紗の希望で初代スーパーマリオブラザーズをダウンロード。

ドットの荒さに笑ってしまいました、こんなに荒かったのかと。DSの方が圧倒的に解像度が高いです、でも逆に言えばこれだけのドットでよく表現できていたなと感心もする。ルールも微妙に違っていた。

今のマリオ:左右どちらにでも自由に動ける
昔のマリオ:一度画面から消えた左方向へは戻れない。

今のマリオ:ノーマルのマリオ→ビッグマリオ→火の玉マリオと変化して敵キャラにぶつかってもビッグマリオに戻るだけ。
昔のマリオ:火の玉マリオで敵キャラにぶつかるとノーマルまで戻ってしまう。

等々。解像度が低いのでキャラも大きく全体的にテンポも遅く感じる、里紗にはこっちの方がいいかな。
もう一つダウンロードできたので、「PUNCH OUT」をダウンロードした。昔アーケードゲームであったやつのファミコン版。説明を読むと日本未発売になっていたけれど、僕自身持っていたことがある。あれってどうやって手に入れたのだったかな?今思えばゲーム中のメッセージは全部英語だったのも不思議だった。

ボクシングゲームといっても正統派ではなくてあくまでもゲーム。各キャラごとに攻撃のポイントとなるスキがあってそこをつくと勝てる(そこつかなければ勝てないキャラもいる)もの。キャラがどれも面白かったので好きなゲームの一つだった。これもやっぱり画面が荒い、こんなのを最近のHD対応液晶テレビとかで見るとどんな風に見えるかな。

昔のゲームがダウンロードできるってのはいいね、タイムスリップしたみたいだし昔のゲームの方がよくできている部分もあった。出来れば「バンゲリングベイ」をやってみたい。ハドソンは積極的にバーチャルコンソールにソフトを提供しているみたいなので、そのうち出てくるかもな。

ちょっとタイトルが大げさか…(^_^;

でも、Wiiを使ってみて思った。これがいろんなメーカー(特にPCメーカー)がリビングに入り込もうとして目指していた形だと。もう10年ぐらい前からテレビが観られるPCというのがいろんなメーカーから発売されていた。以前はあくまでもおまけ的な感じでテレビとしての性能(画質等)はテレビに比べるべくもなかったが、最近はハイビジョン対応だったりして普通のテレビとしても使えるものが多い。

そういうPCを創出して来たメーカーが打ち出して来たのは次世代のリビング。今まではリビングといえば、テレビ。テレビといえば映像を受信して楽しむものだったけれど、そこにPCが融合してテレビだけじゃなくてインターネット(要はWEBね)が楽しめたり、メールが出来たり、デジカメの写真を見られたり。blogなんかだと簡単に更新できるので、見るだけじゃなくて自分で作って公開することも出来るようになった。WEBが見られるということはネットショッピングなんかもできるわけでリビングで買い物まで出来る、そういう世界を提案しリビングに持ち込もうとPCメーカー各社は努力してきた。

でも、である。所詮中身はPCなわけで文字入力にはリビングには不釣り合いなキーボードやマウス(または別のポインティングデバイス)が必要だったり、画面の中身はPC(つまりはWindows)そのもので、なかなかリビングの前にいるPC初心者よりももっとPCを使わない人に訴えるには説得力が無いものだった。

そこでWiiなんですが、こちらも同じくインターネットが見られたり、メールが送れたり、デジカメの写真が見られたり、もちろんゲームもできる。ネットショッピングもショッピングチャンネルで提供されているソフトのダウンロードはもちろん、おそらくインターネットチャンネルでネットショップにアクセスすれば買い物もできるんじゃないかと思う。(まだ試してないので近いうちに試してみます。)

こういったことをWiiリモコン一つでできるのである。特にメール機能がよく考えてある。PCのメールボックスのメタファをそのまま取り入れたのではなくて、掲示板という形にしてある。掲示板は日別に整理されていて、例えば今日の日付の画面を開くと今日届いたメッセージが掲示板に押しピンで留めた封筒の絵で表示されているのである。それも並び順とか適当な感じなのが、なんとなくPCぽく無くってイイ!

メールに関してもう少し説明すると、まず最初にアドレス帳にメールアドレスを登録する必要がある。(相手はPCじゃなくてWiiでもOK)で、アドレス帳に登録する操作をすると登録したアドレスに対して自動的にメールが送られる。内容は、「任天堂のゲーム機「Wii」をお持ちの方が、あなたを「Wiiフレンド」に登録し、あなたとのメールのやりとりを希望されています。」というもの。このメールに対して返信すると、以後Wiiからの発信者とメールの交換ができるようになる。返信を受け取って初めてアドレス帳に登録したアドレスに対して自由にメールを送ることが出来るようになるので、イタズラメールを送るようなことはできない。試していないので”多分”なんですが、登録が完了していないアドレスからのメールは受け取らないようになっているんじゃないかと思う。そうすればスパムを受ける心配も無いので、多分間違いないだろう。多少不便な感じを受けるかもしれないけれど、PCユーザーならともかくPCを使わない人に安全に使ってもらうにはこういう方法は必要だと思う。

ちなみに、Wiiの送信元メールアドレスはおそらくWiiの製造番号か何かを元に自動的に作られるアドレスになるのだけなので覚えにくいしいきなり受け取ると迷惑メールかと思われる(実際、自分のアドレスを登録すると登録確認メールは迷惑メールに振り分けられた)ので、予めメール以外の手段で相手に連絡しておく必要があると思う。

メールの送信は、本文書いてアドレスを選択して送るだけの簡単なもの。ccとかbccとかそういったややこしい機能は無いし、タイトルの入力も無い。携帯電話のショートメッセージに近い感覚。でも、普通にメールのやり取りをするだけならそれで十分だと思うし、その辺りの割り切りの良さがこのメール機能の良さだと思う。

メールの受信もわざわざWiiを起動して受信動作をしなくても良い。Wiiがコンセントに繋いであれば定期的に勝手にメールのチェックをやってくれて、新着メールがあるとディスク挿入口のところが青く光って新着メールがあることを教えてくれるのだ。これはいいよ、テレビが消えていてもWii本体を見ればメールの到着が分かるし、来てもいないメールをチェックするためだけにいちいちWiiを立ち上げる必要は無い。立ち上げるといっても、PCの立ち上げとは全然違うのでそれほど苦にはならないがそれでもやっぱり面倒ではあるのでこれは便利!

このメール機能だけでも、十分我が家のリビングが先進的に変わった感じがしたよ。リビングでテレビを見ている時にもメールの受信が分かるし、リモコン一つで返事もかける。これってスゴイことじゃない?自分は以前そういった関係の仕事をしていたのでそう思うだけかもしれないが、おそらくPCメーカー各社の担当者はWiiを見て「やられた」と思っているだろう。25,000円という価格もPCでは超えられない壁だ。この値段でゲーム機として使えるだけでも十分なのに、それ以外にリビングのテレビを最先端の情報機器に変えてしまう機能がついているんだから、コストパフォーマンス的にも魅力的。

一時期はPSに押されてゲーム界の主役を引きづり下ろされた任天堂だけれど、Wiiでゲーム界の主役に返り咲いたばかりかリビングの主役の座も実はテレビの裏側で奪ってしまったのかもしれない。だってテレビはどこのメーカーのでもいいけれど、Wiiに出来ることはWiiにしか出来ないもんね。

Wiiを買って思ったこと、それはうちも早く大型の液晶テレビを買ってブラウン管テレビを卒業したいということ。本当、Wiiスゴイよ。

で、ここまで読んでくださったあなた。長文におつきあいいただき有り難うございました。m(_”_)m

ただいま家族で大熱戦を繰り広げております。面白いよこれ、特にテニスとボウリングがリアルで楽しめる。コントローラーが2つあればダブルスとかもできるんだろうけれど。

今日は夕飯前にお風呂を済ませたけれど、もう一回お風呂入りたい気分、それぐらい本当のスポーツの感覚に近いですよ。明日は筋肉痛かも(^_^;