あっちさんの書評を読んで、読んでみようと思った一冊。内容は、書評からイメージした通りの内容、最近の自分が少し考えていたこととピッタリ一致しました。

一言で言うと、仕事って何だろう?今の自分の考え方は何か型にはまってないだろうか?と思い始めていたので、とても刺激になる一冊でした。

知り合いの何名かには是非読んでみることをすすめました。読んでみれば「当たり前」と思われることもあるかもしれませんが、意外と「当たり前」のことを見失っているのかもしれません。

ライフハック心理学の佐々木正悟さんが、ご自身のタスクやプロジェクト管理ノウハウを紹介されている一冊。2つの意味でその細かさには驚かされます。

1つは、本当に細かくタスク管理されていること。日常の些細なこと、毎日、毎週、決まってやる事もすべてToodledoを使って細かく管理されています。もう1つは、それを事細かに紹介されていること。

「爪を切る」なんてことすらもタスクとして管理されています。「えー!?そこまでするか?」と一瞬思いましたが、確かに時間の見積もりをするためにはそういったこともきちんと管理しなければ時間の見積もりはできません。

「爪を切る」という小さなタスクでもかかる時間は0じゃないし、特に自分は爪がのびているのが気になったら今すぐ切らないと気になってしまうので、それをきちんとルーチンとして組み入れ、気になる前に実行してしまう、とすれば突然「爪を切る」という割り込みタスクが発生しなくてもすみます。

「爪を切る」というのはあくまでも一つの例で、こういうった小さなタスクは他にもたくさんあるはず。だから、きちんと管理することが必要なのだと思います。

きちんと計画しているつもりでも、振り返ってみれば「出来高」になっている、そういうことはよくあります。どんな小さなタスクでも見積もりに入れて行く、とても大切なことなんだと思いましたし、バカバカしいことではないんだなと思いました。

あまり小さなタスクを管理していると、馬鹿げているように思えたのですが、むしろ小さなタスクを管理して、それを完了していくことでタスクを完了していく達成感も得られ、モチベーションが上がる効果もありそうです。

清々しい気分になれる本がないか?ということで、友人の紹介で読んでみました。
一時期はかなり有名だった本らしいのですが、自分は知りませんでした。サッカーをやっていた少年が中学で陸上部に入って活躍するというストーリー。

背景設定とか主人公の周りの人物設定とかちょっとスゴすぎない?と思うところはありますが、そこはそれ物語なので^^;

ただ、走るシーンの描写は感じられます。陸上をやってなくてもなんとなくどんな感じなのか分かるような気がします。

あと2部あるので、そちらも読んでみるつもりです。