kindle本をあれこれ見ていて、次の2つは無料で読めることが分かりました。
- 青空文庫の本のkindle版
- 「ブラックジャックによろしく」のkindle版
どちらもビジネスとしてではなく、文化として広めたいという意図があるのかなぁと思います。遠慮なく読ませていただきます、もちろん「ブラックジャックによろしく」の作者には何らかの見返りが出来る形で。
最近小説読んでなかったので久しぶりの伊坂幸太郎です。
伊坂幸太郎作品の複数のタイムラインが並行して進むスタイルが好きなんですが、これは違ってて心の奥底にじわ〜っとくる作風の方です。
伊坂幸太郎作品の中では、登場人物が政治的メッセージを語るものが多くてこれもそう、メッセージの内容もおおよそ同じ感じなんですが、これってやっぱり作者自身も同じ考え方を持ってるんだろうなぁ、一応巻末の記載では自分自身の考え方を反映したものではない、みたいなことが書いてあるけど。
でも、僕自身の思っているところともそう違わないので違和感ないです、そういう意味でも面白かった。
次はkindle版の「オーデュボンの祈り」です^_^
この本、買ったのは昨年の12月7日でした。読み終わったのは4月6日、ほぼ4ヶ月です…まぁ途中ブランクもあったのですが 😉
色々な会社で社員研修、新入社員研修なんかで配布されることが多いと聞き読んでみようと思った次第。読んでみて思ったのは「これを新入社員に読ませて理解できるんだろうか?」ということ。
ある程度人生経験を積んだ人なら(こう書くとちょっと偉そう)、結構腑に落ちることも多いと思いますがこれから社会経験を積んで行こうかと思う人には難しいかもなぁと思いました。もしこの本を新入社員の頃に読んだ記憶がある方ならもう一度読んでみたらいいと思います。今ならすっと落ちてくると思います。私自身も具体例がグサっとささるようなものもあれば、ここはよく分からないなぁと思うところもありました。
この本もいわゆるライフハック系で言われていることと重なることが多く、ライフハック系書籍を読んでいると既視感のある感じがすると思います。ただ全体的な考え方は網羅していると思うので一度読んでポイントを自分なりに洗い出して行動基準に落とすととても参考になる良書だと思います。今更僕が言うのもおこがましいですが。
あと、外国人の本によくあるひねった比喩表現が比較的少ないので素直に読むことが出来ました。そういう意味でもいいと思います。たまにひねりすぎてわけのわからない本もあるので… 😉