2週間前から右の上腕部が痛くて、特に腕を動かしたり姿勢を変えたりした時に痛くて、家にあった湿布とかでしのいで来たのですが、やっぱり良くならないので会社を半休して整形外科に行ってきました。

簡単な診察とレントゲン撮影の結果、めでたく五十肩の認定を頂きましたよ。このエントリーも五十肩認定記念みたいなもんです…(^^;

まー、そうなんだろうなーとは思いつつも認めなくなかったです、年寄りみたいだし…ま、実際年は取ってるわけでしょうがないんだけどね。

どれぐらいで直るかはわからなくて、3ヶ月なのか半年なのか…ま、気長につきあって行きます(>_<)

ひとつ前のゴールデンスランバーが気に入ったので別の作品を読もうと思っていたところ、友人(の娘さん)の紹介により選んだ作品です。

ゴールデンスランバーが、比較的コミカルな描写が多かった(ショットガンをぶっ放すやつが登場するとか)のに対して、こちらは全体的に重い目のトーン。しかし、複数の時間軸が重なって行くという作風は同じです。

ただ、まったく同じ時間軸が重なって行くのではなくて、前後関係があって重なるというよりは繋がるという感じ。ストーリーの中でも繋がるということがテーマになっていたので、それをストーリー構成全体で表現している、そんな印象の作品です。これもなかなか読むのが難しいですが、最終的に一つのつながりが出来上がった時に感じる爽快感みたいなものを感じられる作品でした。

久しぶりに一日で一気に読み切ったんですが、よく見ると帯にも”一気読み間違いなし”と書いてありました。思うつぼです(笑)。

“ゴールデンスランバー”というタイトルが、ビートルズの曲から取ったものである、という理由だけで気になっていた作品でした。映画化もされていたので、一度映画版を見てみようと思っていたのですが、友人から”原作が面白い”と聞き、それならまずは原作を読んでからと思って読見始めたのがきっかけでした。

いつもながら、内容の細かいことには触れませんが、伊坂幸太郎の作品はこれが初めてでしたが、綿密に考えられたストーリー構成とか伏線の張り方がとても気に入りました。要素が多くてなかなかすんなり読めない(たまに戻って読み返さないとついていけない^^;)ところもありますが、そういうのが良いです。(笑)

そういう意味では、前に読んだ湊かなえと似てる感じかなと思ったな。複数の人間の時間軸が重なっていくという書き方は共通してると思います。