「大阪全停止」映画の宣伝のキャッチコピーに釣られて読んでみました。まだ映画は観てないですが、多分これは映画よりも本の方がいいだろうなぁと思ってます。

ネタバレになるので内容は詳しく書きませんが、大坂冬の陣に始まる豊臣家の滅亡からの史実を元にきっちり練り込まれたストーリーで、ダ・ヴィンチ・コードを思わせる仕立てです。でも、舞台は大阪なのでダ・ヴィンチ・コードみたいなかっこよさはないですけど…

大阪の人なら誰もが知ってる地名が沢山でてくるので、とても親近感が湧くし、作り話とはいえ史実を元に作ってるのでなぜか本当の話のように思えてしまいました(俺、単純!!)

「大阪全停止」の部分は物語のほとんど終盤にでてくるので、ここに期待して映画を観た方はちょっとがっかりかもね。この話の面白さは全停止の部分ではなくて、そこに至るストーリーだと思うのでそれがきちんと理解できる本の方が楽しめると思います。