なんとも不思議なタイトル、そして読み終わって「なるほど」と思うような思わないような、不思議なタイトル(笑) 登場人物のひょうひょうとしたキャラクター、でも彼らが背負う思い過去、それに決着を着けるシーン、全体の筋としてはとても重苦しいものなんだけど、父、泉水、春、特に父と春かな?のひょうひょうとした感じがそれを打ち消しているようなイメージ。まさしく重力に逆らうように。
ストーリーとしては、なんとなく読める部分もあり、ものすごくシンプルなんだけど、全く退屈しなかった。この空気感の作り方は、伊坂幸太郎独自の世界やな〜。
これも映画化されてるのを初めて知った。これも映像で見てみたい。
というところで、とりあえず手元のストックが無くなった、次は何を読もうかな?