“ゴールデンスランバー”というタイトルが、ビートルズの曲から取ったものである、という理由だけで気になっていた作品でした。映画化もされていたので、一度映画版を見てみようと思っていたのですが、友人から”原作が面白い”と聞き、それならまずは原作を読んでからと思って読見始めたのがきっかけでした。
いつもながら、内容の細かいことには触れませんが、伊坂幸太郎の作品はこれが初めてでしたが、綿密に考えられたストーリー構成とか伏線の張り方がとても気に入りました。要素が多くてなかなかすんなり読めない(たまに戻って読み返さないとついていけない^^;)ところもありますが、そういうのが良いです。(笑)
そういう意味では、前に読んだ湊かなえと似てる感じかなと思ったな。複数の人間の時間軸が重なっていくという書き方は共通してると思います。