2008年7月25日 マンギス〜ウブド
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アルバム:お父さん撮影 | ママ撮影
オーガニックガーデンビューブレックファースト
3日目の朝食には、"オーガニックガーデンビューブレックファースト"を選択して、前日のうちに申し込みをしておきました。 これは、ホテルのレストランではなくてホテルから車で移動した田園地帯の中にハーブガーデンがあって、その中にある東屋で朝食を 頂くというもの。当然費用はかかりますが、今日のお昼にはマンギスを出発しないといけないし、到着してからホテルの外へは出ていないので そういう意味もあって、これを選択しました。
車に朝食の準備を載せて出発、着いたのは多分8:00頃だったと思います。周辺は田圃が広がっていて朝早いにもかかわらず 農作業をしている方がたくさんいらっしゃいます。
車から朝食の準備を下ろしてセットアップしてくださいます。準備してくださったのはハーブガーデンのお世話をしているという方(お名前忘れました...)、まずはパンとかフルーツとかコーヒー、ジュースなどをいただきます。
食事している間、どこかの犬が農道に寝そべってずっとこちらを見ていましたよ。観光客からのお裾分けでもあるのかもしれませんが、あんまり餌を与えるのもよくないかなと思ってとりあえずそっとしておきました。
それらを頂いている間に東屋の奥にある調理場(といっても小さな竃とテーブルがあるだけなんですが)で、ナシブンクスを 用意してくださいました。帰ってから調べたところナシブンクスとは特定のメニューの名前じゃなくて、ご飯とおかずを包んだものみたいで、この日はご飯にピーナツやロングビーンズ、ゆで卵などをバナナの葉に包んだものを頂きました。これも美味しかったです。
ここでは、観光客向けにクッキングスクールもやってるとのことで、ロングステイならそういうのも楽しいかもしれません。
食事が終わってから、しばらくハーブガーデンの中のハーブについて教えてもらったりしながらホテルからのお迎えを待ちます。 携帯電話で連絡を取っておられたようで、周りには電柱の様なものが無いのに携帯電話が繋がるのは不思議でした。
しばらくハーブガーデンで過ごしていたのですが、なかなかお迎えが来ないので外へ行こうということで、近くのコンドミニアムを見に連れて行ってくださいました。
部屋数は多くないのですが、リビングが広くてベッドルームが2つ。当然キッチンやバス、トイレもあります。 宿泊料金は当然ホテルより安いですが、食料の調達や移動などを全部自分でやらないとダメなので多分ガイドさんについてもらわないと無理かなという感じです。何しろ回りは全部田圃ですし。夜になったら周囲は真っ暗らしいので、何かあったら大変です。自分たちには無理だなと思いました。
しばらく見て回って、そろそろお迎えが来るだろうということでハーブガーデンに戻ったのですが遅れているとのことで、こんどはヤシの実を取って中のジュースを飲ませてくださいました。
ヤシの実は里紗の顔より大きなもので中にはジュースがたっぷり入っています。ヤシのジュースを飲むのは初めてもっと甘いものをイメージしてたんですが、これは甘いということはありませんでした。木の種類にもよるみたいです。でも、貴重な体験が出来ました。
ウブドへ
そんなこんなでお迎えが来たのは10:30を回っていたかも、まぁチェックアウトまでに戻れば大丈夫ですし、おかげでいろんなことが出来たのでうち的には問題無しです。なんといってもバリ島なんですから時間を気にしているようではダメですしね。ホテルに戻ったら荷物をまとめてお昼にチェックアウト。次の滞在地ウブドへ向かいました。
ウブドへの移動もホテルで送ってくれますので、手間はありません。空港からの移動の時の様にビュンビュン飛ばして進みます。昼間なので車も多いしバイクも多い。いろんなところから突然現れるのでやっぱりここを自分で走る勇気はありません。車以外にも、平日の昼間なので学校帰りの子どもたちやなんといっても犬がたくさんいます。犬たちも慣れたもので、車が横をかすめて行っても気にする様子は全くなし。本当に凄いところです。
マンギスからウブドまでは、約1時間半ぐらい。
ウブドの市街から前回泊まったピタマハや見覚えのある風景を通ってまだ郊外へ進んだところにホテルはありました。Alilaのゲートが見えて中に入ってからホテルの建物に到着するまでも結構な距離があり、車無しで市街へ出るのは無理かなという感じです。
ロビーに到着すると日本人スタッフの方がいらっしゃって、宿泊の件などいろいろ説明&対応してくださいました。
ヴィラの方はまだ準備が出来てないということだったのですが、とりあえず里紗がプールに入りたいということなので、一旦別の部屋へ入れて頂いてとりあえず着替えてプールへ向かいました。
こちらのプールはマンギスに比べると広くはありませんし、芝生も無いので遊ぶのには向いていませんが、渓谷を臨む景色は素晴らしかったです。
里紗は一人でプールに入っているのがつまらないので、お父さんにも入れ入れというのですが、何しろ日本の様な暑さが無いので水が冷たく感じられてお父さん的にはちょっと厳しい...一旦入ってしまえば大丈夫なんですが、入ってしまうまでの勇気が必要でした。
それにしても驚くのは、こんな冷たいプールに早朝から泳いでいる外国人(現地人ではありません)がいること。以前アメリカに出張した時もやっぱりそうだったのですが、朝の7時ぐらいに泳いでいる方がいるんです。西洋人はみんな冷たい水に慣れているのでしょうかねぇ...
プールでひとしきり遊んだ後、着替えて再びロビーへ。ロビー前では地元の子どもたちの舞踊教室が開かれていました。 これは宿泊客も参加することができるようだったのですが、ヴィラの準備が出来ているとのことだたので、部屋の方へ案内していただきました。今思えば里紗もちょっとやってみてもよかったかなと少し後悔...
通されたヴィラ渓谷側(アユン・リバー・スイート・ヴィラ)で入ってしまうと完全なプライベート空間。里紗憧れの天蓋付きのベッドがあって、バスルームには今回の滞在で唯一のバスタブがあり、その周りには池があって魚が泳いでいます。やっぱりヴィラにしてよかったって感じです。
室内にテレビはありませんが、iPodとiPod用のスピーカーが備え付けてありましたが、自分たちもiPodは持っていたのでホテルのものの代わりに持参のiPodで音楽を楽しんでいました。
カクテルパーティとレゴンダンス
この日は金曜日で、夜はプールサイドでカクテルパーティとレゴンダンスのパフォーマンスが観られるということで出かけて行きました。こういったパフォーマンスはウブド市街まで出て行かなければ観られないかなと思っていたのですが、これは嬉しい誤算でした、こんなに手軽に観られるなんて。
プールサイドにはワイン、カクテルやジュース等色々な飲み物やおつまみが用意されていて、自由に頂くことが出来ました。今回予約時にお世話になった日本人スタッフの方もいらっしゃってバリ島のこと等いろんなお話を聞くことが出来ました。週一回金曜日だけのパーティで、到着が金曜日だったのは本当に偶然だったのですが、これも良い体験でしたよ。(追記、ママはカクテルパーティのことも知っていたようで、それも含めて今回の日程を設定したんだそうです。参りました...)
日が落ちて来て、プールサイドの階段にガムランが用意されレゴンダンスの準備が始まりました。カクテルパーティのインビテーション(部屋に置いてありました)によるとこの日のパフォーマンスはウブドでも有数のグループによるものなんだとか。踊りといってもストーリーがあってストーリーを理解していればもっとよく深く楽しめたのかもしれませんが、不勉強のためストーリーは知らないまま観ていました。(^_^;
それでもガムランの音、美しい衣装ともちろんダンスは十分に楽しめました。
レゴンダンス鑑賞後はプールサイドでディナーを頂きました。この日は特別メニューでインドネシアの料理がセットになったメニューのみ。子ども用だけ別メニューが選べるということだったので、里紗だけハンバーガーにしました。ハンバーガーといってもファストフードのものとは違うちゃんとしたハンバーガーです。
ディナーメニューも美味しかったですよ、ただカクテルパーティの段階で既にいろんなおつまみを頂いていたし、ワインやシャンパンも飲んでいたのでディナーの完食は無理でしたが...(^_^;
ディナーが終わってヴィラへ戻ります。
お腹はいっぱい、アルコールもたくさん頂いた状態だったので、お風呂に入る余裕もなくみんな倒れるように眠ってしまいました。
それにしても長かった一日、今回の滞在期間中この日が一番充実した日だったと思います。