今日の深夜、アメリカはサンフランシスコで行われるMacworld EXPO SF 2006でApple CEOのSteve Jobsのキーノートスピーチ(基調講演)が行われる。Macworld EXPOとはMacやiPodなどのApple製品とその他サードパーティのApple関連製品の展示会である。

キーノートスピーチでは、かならず何か新しいもの(商品orサービス)のお披露目が行われるので熱狂的なAppleファンの間では、何が発表されるのか楽しみな日でもある。実際、Apple製品についての噂情報を集めるサイトが多数あり、特にExpoの近くになると多くの噂情報が出てくる。今回のExpoでは、Intel CPU搭載のiBook、Mac mini、Powerbook、モデルチェンジしたiPod shuffle、IntelのVIIVテクノロジを搭載したプラズマディスプレイ、ソフトウェア関連では表計算ソフトやホームページ作成ソフトなどが噂にあがっている。過去のExpoの時にも様々な噂が出てきて、場合によっては実物の写真を入手したということで写真が掲載されている場合もある。大抵の場合、写真付きのものは本物でないことが多いのだが、それはそれで良く出来ているので驚かされる。また、最近はAppleがわざと本物の情報をカムフラージュするために偽情報を流しているのかもしれないと思う節もある。

噂はたくさん出ているけれど、そんなにたくさんの製品が一度に出てくるとは思えないのでこのうちのいくつか、もしくは全部が噂で終わることになるが、中でもiPod shuffleのモデルチェンジは本当に出てくる可能性が高いと思っている。思えばiPod shuffleが発表されたのが昨年のEXPO SF 2005なのでモデルチェンジをしてもおかしくない。ちなみに、この発表を見た数時間後にはiPod shuffleの512MBモデルを注文していた。(^^;

さすがに今年新しいiPod shuffleが出ても注文することは無いと思うが、Intel CPU搭載Macが出てくるなら欲しい。それもiBookもしくはPowerbookの様なノート型なら尚更。出来れば、Powerbook 2400みたいな小さいやつが出てくれないかな、VAIOのType Tぐらいのやつが出てくれると嬉しいかもしれない。文字は小さくなってもいいので高解像度のやつを。しかし出たからといってすぐに買えるわけでもないので、出たら出たでジレンマかも(どっちやねん>自分)

日本時間では11日の午前2時ぐらいに始まるので3時ぐらいには発表内容がWEBに掲載されるだろう。もっとも、そこまで起きているのは無理なので見るのは結局明日の朝になるのだけれど。(^^;

私のiBookが不調です、バックライトが断続的に暗くなります、切れかけの蛍光灯みたいに。仮に修理するとしてもかなりかかるだろうな。iBookロジックボードリペアエクステンションプログラムの対象でもなく、普通にバックライトがへたっているだけなんだろうな。データのバックアップを取りながらだましだまし使っているけれど、いつ切れてしまうのか?あー恐ろしや。

この間、初めて新しいiPodを見てきましたのでインプレッションを書きます。発表後のいろんなニュースサイトに情報があったのでおおよその感触は分かっていましたが、やはり実物見るといいなぁ欲しいなぁというのが実感。今ならnanoより断然こっちです。(^^;

画面が広くなったせいか横幅が広くなった感じにも見えるのですが、実際は従来モデルと同じ幅と高さだそうで、厚さだけが従来モデルよりも薄くなっている、これは実感できました確かに薄いです。nanoと同じく表面がフラットなのと表示面の4辺の部分が角ばっている(従来モデルは角が丸い)のもあって、余計に薄い印象を持つのかもしれません。カラーの液晶は奇麗で、メニュー画面や曲目リストも画面が大きくなっていることと、カラーで表示されるので見やすくなっています。もちろん、ビデオを再生していてもよく見えました。

ところで、私は携帯型ビデオプレイヤーで移動中に映像を見るってことについてはそれほど普及しないんではないかなぁと思っています。
ヘッドフォンをしてしまえば完全にパーソナルな空間で他人には何を聞いているのか分からない音楽と違って、ビデオの場合は例えば電車の中だと周囲の人に何を見ているのか見えてしまいます。なので、これでビデオを見たいといって買う人はそうそういないんではないかと思います。

実際、Appleのスタンスもビデオ機能はおまけというスタンスみたいですし、大きな液晶になって、バッテリー駆動時間が延びて、でも価格は従来モデルと同じ。それにビデオ機能がついたんですからビデオ機能は無料みたいなもの。iPodでビデオ見たりするかなぁと思っている私でもこれなら納得です。それにしても勝ち組の勢いは恐ろしい、なんでもできちゃうんだねー。