永遠のゼロ

原作を読み、予告を見て映像化されたものを観たいと思っていたのですが、ようやく観に行ってきました。

冒頭、夏八木勲さんが出てきて、そこから泣けました。もう亡くなって随分経つのに、「終戦のエンペラー」の時にこれが遺作なのかなと思ったのに、随分前から撮影開始されていたということなんでしょうね。

内容ですが、ストーリーは原作とは少し変わっていますが、物語の内容に大きく関わることはありませんでした。ただ、原作では「メディアに対する批判」という要素が大きくあったと思うのですが、その部分がすっかり無かったと思います。「映画」という形にするには、「メディア批判」的内容を入れるのは難しいのでしょうね。

戦闘シーンは、リアルに描かれているのだと思います(実際の様子を知らないのであくまでも想像)。ミッドウェイで爆撃を受け格納庫の飛行機が誘爆するところ、爆発の火災で焼ける人々、艦船からの迎撃を受けて海に落ちる特攻機、どれを見ても戦闘の悲惨さを感じさせます。

物語そのものはフィクションで作りものではありますが、ただひたすら泣ける映画でした。

「永遠のゼロ」を「特攻隊の美化」とか言う人がいるらしいですが、少なくとも自分には「美化」されているとは思いませんでした。やっぱり、「特攻」という戦い方は馬鹿げているとしか感じられませんでした。

それは「特攻」という戦闘方法しか指示できなかった「愚かな軍上層部」に対してであって、「特攻」で亡くなった隊員たちのことではありません。国を守るというのは、自分の家族を守ることであり、その為に前線で戦った兵士を侮辱するのは間違いである、と思っています。

もうひとつ、この話はあくまでも「フィクション」であるということを忘れてはいけない。でも、実際にこんな考え方の人も居たとは思いますが。

そのあたりの切り分けがきちんと出来ていない人には、永遠に難しいテーマなんだろうと思うとともに、歴史上の事実に沿ったことをもっと知りたいと思いました。

個人事業・中小企業者のための売れるホームページに必要なたった3つのポイント[講演録]

「Wisdom Sharing WorkShop(知恵の共有のワークショップ、通称:ウズウズ)」から出版されているKindle本シリーズ。売れるホームページを作るためにやるべきこと、なんですが自分のホームページをどうにかしようというよりも、こういうテーマで中小企業向けのサイトを見た時に、何を考えるべきなんだろうか?という第三者的視点で読みました。

ここで挙げられている3つのポイントは、当たり前のことばかりなのですが、初めてサイトを起こそうかという方には気付かないポイントなのかなと思います。まだまだ、「見た目重視」だったり「ホームページ作ったらお客さん殺到」みたいな誤解のされているケースも多いですからね。

本の内容は、講演録ということなので詳細へのツッコミが少ないが残念ですが、本にする際にもう少し付け加えがあってもいいのかなと思いました。