あなたの本を黒歴史にしない!夢を叶える電子出版

大阪の勉強会「Wisdom Sharing WorkShop(知恵の共有のワークショップ、通称:ウズウズ)」から出版されたKindle本、個人で電子書籍を書くために、どんなことを考えるべきか?がテーマの本です。

本書では、電子書籍、特にamazonの”Kindle Direct Publishing”での出版を念頭にしていますが、KDPで本を出す方法ではなく、「本を書くためにはどんなことを考えなければならないか?」が解説されています。

つまり、紙の本を書くにしても、出版じゃなくてblogを書くにしても参考になる内容になっていると思います。誰に向けて、どんなテーマで書くかということは、なかなかひとりで適切な答えを導きだすのは難しいものですが、本書を読めば基本的な考え方は理解できます。

それでも、いざ自分の本のテーマやターゲットを決めるとなると自分だけでは難しい。本書にも出てくるグループ出版というのが、個人出版の形としては良いように思いました。

自分もいつか(そう遠くない将来)に本を出したいなぁ、とちょっと思ってます。本を読む環境だけじゃなくて、出版する環境も提供しているのがamazonの強みですね。

オー!ファーザー

父親4人を持つ高校生が主人公の物語。父親が4人であること以外にも、全体的にとっぴな話なんですけど、淡々と進む感じがなんとも微妙な空気感を産み出す、伊坂幸太郎ワールドです。

筋に触れることはさておき、本作品は文庫でも540ページあるのですが、終盤の100ページぐらいで一気に展開が進みます。その前の400ページで散々はりまくった伏線をひとつ残らず回収していく展開は、爽快感満点です。

あまりにも伏線が多すぎて、終盤になって「あー、そんな話もあったなぁ」と思うほど。伊坂ワールドは、長編ほど楽しめるというのが私の中での定説です。 🙂

味園で100人新年会 2014

昨年、初めて参加させて頂いた100人新年会、今年も行ってきました。正確に何人来られていたのかはわかりませんが、ほぼ100人ぐらいいらっしゃったと思います。主催は個人の方で、主催の方の繋がりだけで集まっているというのが凄い。

主にWeb業界の方が多いのですが、Web業界周辺を含め色んな業種、職種の方がいらっしゃいます。昨年はどうしたもんやら分かりませんでしたが、今年は知った顔も多かったこともあり、かなり楽しめましたし、また新しく色んな方と接点を持つことができました。

こういう場で積極的に動けるということは、大切だと思います。堅苦しい席だと、なかなか色んな方とお話できないのですが、この新年会はざっくばらんな感じが好きです。

写真は、プロレスリング紫焔(しえん)のみなさんによるパフォーマンス。パフォーマンスの時には威勢のいい感じでしたが、この後着替えて会に参加された時には、とてもシャイで真面目な方ばかりでした。お酒が進んだみなさんの中に入って行くのが難しそうだったので、背中押したらその後は積極的にあちこち回ってはりました。

プロレス興行も大変みたいなので、応援したいです。

この会に参加して、自分も人の背中を押せる何かがあるなぁってこと。自分がじゃなくて、若い人の背中を押すのも大切な役割だなと、再確認した新年会でした。 🙂