Steve Jobs 1995 Lost Interview

Mac/iOS用ソフトウェアの「Panic Japan」さん主催の「スティーブ・ジョブズ1995 〜失われたインタビュー〜」をみんなで鑑賞会に行ってきました。

神戸元町にある「元町映画館」で、上映一回分を丸ごと貸し切りにしてくださったのに、全員ご招待という太っ腹な「Panic Japan」さんに感謝申し上げます。アメリカの本社からわざわざ社長さんも参加されていました。

内容は、1995年Appleに復帰する前のSteve Jobsがテレビ番組のインタビューに答える様子にナレーションを加えたもので、70分ほどSteve Jobsが喋りっぱなしです。一般的な映画のイメージには程遠いですが、余計な装飾が無い分、純粋に思う存分Steve Jobsが楽しめます 🙂

冒頭、「一部事実と異なる部分がありますが、本人の発言を尊重してそのまま日本語訳をつけてあります」という注釈がつくのが笑えます。確かに、一部「あれ?」と思うところがあります。 :-p

伝記やその他の書籍で創業当時のAppleの逸話を読むことはできますが、やはりSteve Jobs本人が話している様子を見るのは特別です。Microsoftに対するストレートな意見、当時始まったばかりのWebに対する展望など、ただのインタビューなのに笑えたり、感心させられたりすることが多い。当時ではなく、今観るからいいのかもしれない、と思いました。

日本語訳は一部端折られているところがあり、意味のわかりにくいところがありますので、出来れば本を合わせて読んだ方がいいかもしれません。私は帰り道にkindle本を買いました。


Panicについて

今回、鑑賞会を企画してくださった「Panic Japan」さんについて、ご紹介。

本社はアメリカはオレゴン州のポートランドにある会社で、冒頭にも書いた通りMacとiOS向けのソフトウェアを開発・販売しています。詳しくは、サイトを見ていただければわかりますが、サイト同様ソフトウェアも美しくてシンプルなデザインを取り入れられています。

私は、Transmitに始まり、Prompt、Coda、Coda2と使っていますが、どれもお気に入りなんですが、今回ご招待いただいたお礼の意味も込めて簡単にご紹介。ステマじゃないよ 😉

Mac用FTPクライアントの「Transmit」は複数の転送を並列して実行させることが出来ますので、時間のかかる転送処理の途中でも次の新しい処理を開始させることができ、ストレス無く作業が進められます。

iOS用SSHターミナルの「Prompt」は、iPhoneやiPadからSSH接続出来るので、ちょっとしたサーバーのメンテナンスがどこからでもできる。CtrlやTabなどのメタキーは独立して用意されているのでターミナル操作を使い慣れた方なら便利だと実感できます。

Mac用統合Web開発環境の「Coda2」は、FTP/SSH/エディタ/ファイル管理の機能を統合させたアプリで、一つのウィンドウの中でWeb開発に必要な機能がまとまっています。更新したファイルだけをボタン一発でアップロードとか、統合環境ならではの使いやすさがあります。

最近は、iPad用アプリの「Status Board」にも注目していますが、これはまだ手が出せていません。このアプリは使うだけじゃなくて、中身を作る方が楽しそうなので、トライしてみるつもりです。

あ、後半の方が長くなった… :-p