秘密

スキーバス事故をきっかけに娘の体に母の精神が宿り、体は娘なのに中身は妻という状況になった夫と2人というか3人での奇妙な生活を描いた物語です。

文庫本で450ページぐらいの話なのですが、自分として面白かったのは最後の80ページぐらいでした。もちろんその前の370ページが無ければ最後の80ページも成立しないのですが、途中は「読むのをやめようかな」とさえも思ったほど…

後半の微妙な心の機微はなかなかよく描けていると思ったので、イマイチかなと思っても300ページぐらいは読んでみてください。^_^;