甚大な被害をもたらし、またこれからも継続的にもたらしつつある震災から10日が経ちました。

テレビやWebで被害の状況を見るにつけ悲しい思いになったり、それでも暴徒化せずに礼儀正しく生活する日本人に誇らしく思ったり、この状況をネタ的にしか扱わない報道に怒りを覚えたり、この状況に果敢に立ち向かう人たちに勇気を感じたり、そしてその中に自分が居ないことへの歯痒さを感じたりする10日間でした。

なにより、テレビ報道の酷さには閉口するばかり。

例えば、この記事にあるようなこと。

その報道は誰のため? 被災した子どもにマイクを向けるな

その他にも震災直後の一番酷い状況の映像にプロのナレーターの声で悲しげなナレーションをつけて、どんなに凄い被害だったかを延々と流し続けたり、とにかく悲劇を演出したいのがみえみえ。

でも、被災した人も被災してない人も報道で知りたいのはそんなことじゃないし、今はかなりの道路が復旧していたりするので、そういう状況を適切に伝える事の方が大切だと思う。そんなことに電気使うぐらいなら、活動を止めてその電力を一般の生活に回す方がよっぽど意味がある。

日本の報道には、もっと頑張っている日本の姿を伝えてもらいたい。