インターネットでショッピングとか会員登録とかいろんなサービスを利用することが多くなってからというもの、登録したIDとかパスワードとか、どのメールアドレス(色々使い分けているので)で登録しているかということを管理しないといけなくなった。

これまでシステム手帳、Zaurus、CLIE等いろんなものを使って来たけれど、どれも一長一短でしっくり来なかった。システム手帳の場合紙になるので、追加とか変更の時に書き直さなければならず、汚くなってしまう。ZaurusとかCLIEの場合電子化されるので追加や変更の時にはいいのだけれど、PCと違って入力に時間がかかるし、故障した時にデータが全部なくなるのは困る。

直近では、CLIE+JFile(Palm用データベースソフトウェア)で情報管理をしていたのだけれど、やはり故障した時のことを考えるとちょっと不安。データのバックアップを取っておけば情報が失われることはないけれど、普通のテキストデータと違うのでバックアップしたデータをPCに持って行けば見られるというわけでもない。

やっぱり、紙が一番かなぁと思い始めた今日この頃、ふと思いたってiPodにテキストデータを入れて見られることを思い出したので試してみた。この機能、ずっと以前から知っていたのだけれど、試したことはなかった。

で、データを作って入れてみたところこれがなかなかいい感じ。データの同期を自動でやってくれないので、データを更新したらいちいちNotesフォルダにデータをコピーしなければいけないけれど、それ以外は問題なし。

データは普通のテキストファイルなので、バックアップしておけばiPodが故障してもPC上で見られるし、なによりiPodだと片手で操作して見られるのがいい。PDAだと片手だけで見たい情報を呼び出して見るというのは難しいけれど、iPodなら片手で簡単。

一番便利そうだったのが時刻表。会社から駅まで歩いていて(約45分)、駅近くになった時直近の電車の時刻を確認してそれに合わせて急ぐとかゆっくり行くとか決めている。その時に紙の時刻表(駅で配っている小さいやつ)で見ているのだけれど、なにしろ紙なので両手を使わないと見られないし、夜の暗い時だと読めない。どうしてもそこで時間のロスが出てしまう。確認している間に一番近い電車を逃してしまうかもしれない。
iPodに普段よく使う時間帯の電車の時刻表を入れておけば片手で確認できるし、暗いところでも見られる。なにしろ、歩いている間はずっと使っているのだからいつでも見られる状態にある。これは便利だ、来週から活躍しそう。(^_^)

iPodにはデータを入力する機能が無いのでデータを変更・追加することはできないが、それは紙のメモを持ち歩いてメモしておき、帰ってからPCに反映すればOK。

後、今はCLIEに英辞郎を入れて使っているので、iPodに電子辞書の機能があればCLIEを完全にやめられるんだけどなぁ…