ライブドアの一連の事件の影響でグループを脱退する会社が出ている他、ライブドア自身も社名の変更を検討しているらしい。まぁ、社名を変えればイイというものでは無いのは当然だけれど、ライブドア=ホリエモンのイメージが定着しているのでライブドアという社名そのもののイメージが株価と同じくらい落ちているということだろう。

ライブドア=ホリエモンというイメージは強いけれど、元々ライブドアという会社を設立したのはホリエモンではない。
ホリエモンが設立したのは「有限会社オン・ザ・エッジ」であって、これが「株式会社オン・ザ・エッジ」になり、この時に経営破綻していたライブドアを買収、後に「エッジ株式会社」となって最終的に「株式会社ライブドア」となる。
つまり、買収した会社のブランドを使っているだけ。

元々のライブドアを立ち上げたのは、前刀禎明氏で現在はアップルコンピュータの代表取締役になっている。iPod miniが大ヒットした2004年にはいろんなメディアに露出していたのでホリエモンほどではないにしてもそこそこ有名な方。

実体は全く違うものにすげ変わっているとは言え、自分が設立した社名の会社がこんな状況に陥っているのをどんな風に見ているのだろうか?名前というのはそれなりに思い入れを持って決めているだろうから、辛い思いをしているんだろうな、ビジネスの世界というのは本当に非情だなと思う。