2008年7月23日〜27日 インドネシア バリ島旅行

6年ぶりの海外旅行は6年前と同じバリ島旅行でした

機内にて

2002年11月以来、6年ぶりにバリ島へ行ってきました。
前回はウブドとジンバランでしたが、今回はマンギスとウブド。現地4泊機内1泊の日程で、海と山のバリ島を楽しんできました。

空の旅

現地4泊といっても出発が日本時間の17:35、到着が現地時間の23:20なので1泊目着いたら寝るだけ。
ちょっともったいないんですが、関空からのJAL便はこれしかないのでしょうがない。
ガルーダ便もあるみたいですが、うちはJALでマイル貯めてる関係もあるし、まぁいろいろあるけどそれでもやっぱり日本の航空会社の方が安心できる(かな)というのでJALで行きます。

飛行機に乗ってる時間は約7時間、ドリンクのサービスが始まったらビールを飲んだり、機内食を食べたりしながら過ごします。
国際線だと映画もいろいろあっていくつか面白そうなのがあったのですが、「相棒-劇場版-」を観ました。

機内食その1
機内食その2
機内食その3

最近の飛行機はエコノミークラスでも充実していますね、JALにはJAL Entertainment Networkというのがあって、音楽や映画はもちろんゲームまで出来るようになってるんです。
映画や音楽も流れっぱなしになってるんじゃなくて、観たい時に観て一時停止も自由に出来る。つまり普通にビデオなんです。
放映時間を気にしなくていいのがいいですね。

ただ、字幕の消し方が分からなくて(消せたのかどうかわからないけど)、日本語の映画なのにずっと英語の字幕付きで観てました。読まなくてもいいのに、字幕が出てるとつい読んでしまって、慣れるまでは映画の中身に集中出来ませんでした…(もっとも、英語でもすんなりと分かるだけの英語力があれば問題ないんでしょうけど)

ングラライ国際空港にて

ングラライ国際空港にて ングラライ国際空港にて

到着して荷物の受け取りと入国手続きをすませて到着口を出てみると、深夜にも関わらずたくさんのお迎えの方が来ています。
たくさんの中から、ママは即座にAlilaのロゴの入ったプレートを発見、車まで案内していただきました。

イメージではもっと蒸し暑い感じかなと思っていたのですが、思ったより暑くなく湿度も高くない感じで過ごしやすいです。

車はTOYOTAのKIJANGという車種で東南アジアやインドネシア等で販売されているモデルのようです。
それほど大きな車ではないですが、後部座席には日本のタクシーの様な白いカバーがかけてある上にクッションが置いてあり、
車に着いたらおしぼりとミネラルウォーターを出してくださるなど、ちょっと贅沢な感じです。
乗るのも我が家の3人だけなので他の方を気にしなくて良いのがよかったです。

道中、車はそれほど多くないのですがやはりこちらはバイクが多い。深夜なんにバイクが結構走ってます。
それも、あちらこちらから後ろからと突然やってくるので怖い怖い、そんな中をビュンビュン飛ばして行きます。
自分ならこのスピードは無理だなぁと思うスピードでバンバンバイクを抜いて行きます。
パッシング、クラクションを駆使しながら、抜く時も結構ギリギリの横を通って行ったりするので大丈夫かなと思うのですが、バイクの方も驚く様子もなく、これがこっちでは普通なんでしょうね。

ホテル到着

ロビーにて バルコニーから

室内 室内

空港からマンギスまでは1時間半ぐらいかかると聞いてたのですが、ついてみると約1時間で到着。
今回の宿泊は、マンギスもウブドもAlila Hotel&Resortsのホテルです。

部屋からはプールと暗闇の中にかすかですが波が見えました。波の音も聞こえて、「やっとキターっ」って実感しました。
でも既に午前1時、日本時間で言うと午前2時なので、今日のところはとりあえずシャワーは明日の朝にして眠ることにしました。

朝食〜ホテル内散策

プール 朝食

ヤシの木 海

貝

SPA 部屋から

夕べ遅かったにも関わらず朝は早く目が覚めます。バルコニーに出ると朝の爽やかな空気が気持ちいい。
夕べはよく見えなかった海も間近に見えます、一面のグリーンも奇麗、ますます盛り上がってきます。早速、シャワーを浴びて朝食にでかけました。

朝食は、ホテルのレストランでバイキング形式。早速ナシゴレンやミーゴレンを頂きました。ただ、フルーツは期待したほどでもなかった。実は、これはこの日だけじゃなくて滞在期間を通してのこと。前回はもっとフルーツが美味しかったと思うのですが、前回来た時は雨期で今回は乾期だということもあるのかもしれません。

朝食の後、ホテルのの中や海を見て回りました。海の方は砂浜ではなくて大きな石がゴロゴロ転がっていて波も結構強かったです。海岸には珊瑚も打ち上がっていたり、ホテルのアクティビティにシュノーケリングもあったので、周辺には珊瑚もあって奇麗ななのでしょう。それでもあの波の中を泳ぐ勇気はなかったです。

プール

プール プール

プールサイド プールでフリスビー

ひとしきりホテルの敷地内を見て回って、まだ少し早かったのですが里紗がプールを心待ちにしているのでプールに向かいます。
夕べもそうでしたが、全体的に日本より涼しくてプールに入るのにはもうちょっと暑い方が良いように思うのですが、里紗はそんなことおかまい無しです。

プールは広々とした緑の中にあって、とても気持ちが良い。宿泊客は西洋人が多くてみんなプールサイドのデッキチェアに寝そべって本読んでます。滞在期間を通して浮き輪を使ってるのは里紗だけでしたよ…(笑)

プールの近くには、木と木の間にネットが張ってあるところが一カ所あってバドミントンのセットが備え付けてあって、里紗とやってみました。そういえば、里紗は学校でバドミントンクラブだったのでした。それほど上手くはありませんが…
芝生の中、裸足でするバドミントンも気持ちいい!まぁ下手でもなんでもいいんです。

ホテルの建物は2階建てになっていて1階はスーペリアルーム、2階はデラックスルーム。希望は別棟のスイートだったんですが、スイートは2室しかなく予約時点で満室だったのでやむなくデラックスルームに。一度スイートルームも見てみたかった。

ランチ

プールで遊んで、お昼ご飯を食べて、またプールへ。お昼ご飯の時にレストランスタッフの方が里紗の髪に花を付けてくれました。今回の旅行のベストショットかもしれません、なかなかいい感じで撮れました。

アフタヌーンティー

アフタヌーンティー バリコピ

食べ物の話題ばかりですが、午後3時になるとプールサイドでアフタヌーンティーのサービスが始まります。
バリコピ(バリのコーヒー)とバリのお菓子を頂きました。バリのお菓子はもちもちとした感じで和菓子っぽくて日本人向けだと思います。

ヨガ教室

準備中 仰向け

この日は、夕方からヨガ教室があるというのでその時間に合わせてプールを引き上げて、参加してきました。
ヨガ教室といっても、室内ではなくて芝生の上にマットとタオルを敷いてするというもの。
細かいことは抜きに先生の動きを真似して動くだけなので、呼吸のタイミングさえわかれば難しくはありません。(体の固さは別にすれば)こんなヨガ教室なら毎日でもいいです!
上体を反らせるポーズの時、里紗だけが極端に反ってて先生も驚いてました。里紗はよくわからなくてキョトンとしてたので、おかしかったです。

ガムラン演奏

ガムラン演奏 夕食

ヨガ教室が終わって部屋でのんびりしていると、ロビーの方からガムランの演奏が聞こえてきます。
最初はまさか生演奏だとは思わなかったのですが、ロビーに二人演奏している方がいらっしゃいました。生で聞く音はとても奇麗で、柔らかい良い音でした。

バリの民謡って曲の進行とかよくわからないのですが、みんなどうやって覚えるのでしょうか、不思議です。もっとも現地の方にしてみれば慣れ親しんだ音楽なので難しくは無いのでしょうけれど。

夕食はコース料理を頂きました。バリのイースタンコースと、ウェスタンコースがあったのでそれぞれ一つずつ。
お父さんが頼んだコースの方には冷製スープがついていたのですが、これが辛くて辛くて大変でした。冷たいスープなのに、口の中は火事です。これだけは全部食べられませんでした。

お昼もそうでしたが、夕食の時も飲み物はBINTANG BEER。他にもワインとかカクテルとか選択肢はあるのですが、BINTANGは美味しいので、どうしてもこれにしてしまいます。

夕食が終わって、お腹がいっぱいになって、部屋に戻った途端みんな倒れ込むように寝てしまいました。

悲しい報せ

夕食の後に部屋に戻った時だったと思います。部屋に一通の手紙が来ていました。
内容は翌日から2泊するウブドでの宿泊に関するもの。ウブドではヴィラ(独立した建物になった部屋)に2泊の予定だったのですが、手紙によるとダブルブッキングがあったみたいで1泊目は予定通りなんですが、2泊目は予定していたヴィラではなくてデラックスルームの方になるとのことでした。もちろん、ホテル側のミスなのでどの様に対応してくれるかは書いてありました。(詳細は秘密)

いずれにせよ、どうしようも無いので受け入れることに。
選択肢としては、2泊ともデラックスルームにする(部屋を移動しなくてすむ)か、1泊目は予定通りで2泊目にデラックスルームへ
移動するというもの。でも、面倒でもヴィラに泊まりたかったので迷うこと無く後者を選択しました。

オーガニックガーデンビューブレックファースト

田園風景 東屋

メニュー メニュー

風景 ナシブンクス

風景 ナシブンクス

3日目の朝食には、”オーガニックガーデンビューブレックファースト”を選択して、前日のうちに申し込みをしておきました。
これは、ホテルのレストランではなくてホテルから車で移動した田園地帯の中にハーブガーデンがあって、その中にある東屋で朝食を
頂くというもの。当然費用はかかりますが、今日のお昼にはマンギスを出発しないといけないし、到着してからホテルの外へは出ていないので
そういう意味もあって、これを選択しました。

車に朝食の準備を載せて出発、着いたのは多分8:00頃だったと思います。周辺は田圃が広がっていて朝早いにもかかわらず
農作業をしている方がたくさんいらっしゃいます。
車から朝食の準備を下ろしてセットアップしてくださいます。準備してくださったのはハーブガーデンのお世話をしているという方(お名前忘れました…)、まずはパンとかフルーツとかコーヒー、ジュースなどをいただきます。

食事している間、どこかの犬が農道に寝そべってずっとこちらを見ていましたよ。観光客からのお裾分けでもあるのかもしれませんが、あんまり餌を与えるのもよくないかなと思ってとりあえずそっとしておきました。

それらを頂いている間に東屋の奥にある調理場(といっても小さな竃とテーブルがあるだけなんですが)で、ナシブンクスを
用意してくださいました。帰ってから調べたところナシブンクスとは特定のメニューの名前じゃなくて、ご飯とおかずを包んだものみたいで、この日はご飯にピーナツやロングビーンズ、ゆで卵などをバナナの葉に包んだものを頂きました。これも美味しかったです。
ここでは、観光客向けにクッキングスクールもやってるとのことで、ロングステイならそういうのも楽しいかもしれません。

食事が終わってから、しばらくハーブガーデンの中のハーブについて教えてもらったりしながらホテルからのお迎えを待ちます。
携帯電話で連絡を取っておられたようで、周りには電柱の様なものが無いのに携帯電話が繋がるのは不思議でした。

コンドミニアム プール

しばらくハーブガーデンで過ごしていたのですが、なかなかお迎えが来ないので外へ行こうということで、近くのコンドミニアムを見に連れて行ってくださいました。

部屋数は多くないのですが、リビングが広くてベッドルームが2つ。当然キッチンやバス、トイレもあります。
宿泊料金は当然ホテルより安いですが、食料の調達や移動などを全部自分でやらないとダメなので多分ガイドさんについてもらわないと無理かなという感じです。何しろ回りは全部田圃ですし。夜になったら周囲は真っ暗らしいので、何かあったら大変です。自分たちには無理だなと思いました。

ヤシの実 ヤシの実

ヤシの実 ヤシの実

しばらく見て回って、そろそろお迎えが来るだろうということでハーブガーデンに戻ったのですが遅れているとのことで、こんどはヤシの実を取って中のジュースを飲ませてくださいました。
ヤシの実は里紗の顔より大きなもので中にはジュースがたっぷり入っています。ヤシのジュースを飲むのは初めてもっと甘いものをイメージしてたんですが、これは甘いということはありませんでした。木の種類にもよるみたいです。でも、貴重な体験が出来ました。

ウブドへ

そんなこんなでお迎えが来たのは10:30を回っていたかも、まぁチェックアウトまでに戻れば大丈夫ですし、おかげでいろんなことが出来たのでうち的には問題無しです。なんといってもバリ島なんですから時間を気にしているようではダメですしね。

ホテルに戻ったら荷物をまとめてお昼にチェックアウト。次の滞在地ウブドへ向かいました。

ウブドへの移動もホテルで送ってくれますので、手間はありません。空港からの移動の時の様にビュンビュン飛ばして進みます。昼間なので車も多いしバイクも多い。いろんなところから突然現れるのでやっぱりここを自分で走る勇気はありません。車以外にも、平日の昼間なので学校帰りの子どもたちやなんといっても犬がたくさんいます。犬たちも慣れたもので、車が横をかすめて行っても気にする様子は全くなし。本当に凄いところです。

街中の様子 街中の様子

マンギスからウブドまでは、約1時間半ぐらい。
ウブドの市街から前回泊まったピタマハや見覚えのある風景を通ってまだ郊外へ進んだところにホテルはありました。Alilaのゲートが見えて中に入ってからホテルの建物に到着するまでも結構な距離があり、車無しで市街へ出るのは無理かなという感じです。

到着

ロビーに到着すると日本人スタッフの方がいらっしゃって、宿泊の件などいろいろ説明&対応してくださいました。
ヴィラの方はまだ準備が出来てないということだったのですが、とりあえず里紗がプールに入りたいということなので、一旦別の部屋へ入れて頂いてとりあえず着替えてプールへ向かいました。

プール プール

プール プール

こちらのプールはマンギスに比べると広くはありませんし、芝生も無いので遊ぶのには向いていませんが、渓谷を臨む景色は素晴らしかったです。

里紗は一人でプールに入っているのがつまらないので、お父さんにも入れ入れというのですが、何しろ日本の様な暑さが無いので水が冷たく感じられてお父さん的にはちょっと厳しい…一旦入ってしまえば大丈夫なんですが、入ってしまうまでの勇気が必要でした。

それにしても驚くのは、こんな冷たいプールに早朝から泳いでいる外国人(現地人ではありません)がいること。以前アメリカに出張した時もやっぱりそうだったのですが、朝の7時ぐらいに泳いでいる方がいるんです。西洋人はみんな冷たい水に慣れているのでしょうかねぇ…

舞踊教室

プールでひとしきり遊んだ後、着替えて再びロビーへ。ロビー前では地元の子どもたちの舞踊教室が開かれていました。
これは宿泊客も参加することができるようだったのですが、ヴィラの準備が出来ているとのことだたので、部屋の方へ案内していただきました。今思えば里紗もちょっとやってみてもよかったかなと少し後悔…

ヴィラ ヴィラ

ヴィラ ヴィラ

ヴィラ ヴィラ

ヴィラ ヴィラ

通されたヴィラ渓谷側(アユン・リバー・スイート・ヴィラ)で入ってしまうと完全なプライベート空間。里紗憧れの天蓋付きのベッドがあって、バスルームには今回の滞在で唯一のバスタブがあり、その周りには池があって魚が泳いでいます。やっぱりヴィラにしてよかったって感じです。

室内にテレビはありませんが、iPodとiPod用のスピーカーが備え付けてありましたが、自分たちもiPodは持っていたのでホテルのものの代わりに持参のiPodで音楽を楽しんでいました。

カクテルパーティとレゴンダンス

カクテルパーティ

この日は金曜日で、夜はプールサイドでカクテルパーティとレゴンダンスのパフォーマンスが観られるということで出かけて行きました。こういったパフォーマンスはウブド市街まで出て行かなければ観られないかなと思っていたのですが、これは嬉しい誤算でした、こんなに手軽に観られるなんて。

プールサイドにはワイン、カクテルやジュース等色々な飲み物やおつまみが用意されていて、自由に頂くことが出来ました。今回予約時にお世話になった日本人スタッフの方もいらっしゃってバリ島のこと等いろんなお話を聞くことが出来ました。週一回金曜日だけのパーティで、到着が金曜日だったのは本当に偶然だったのですが、これも良い体験でしたよ。(追記、ママはカクテルパーティのことも知っていたようで、それも含めて今回の日程を設定したんだそうです。参りました…)

レゴンダンス レゴンダンス

レゴンダンス レゴンダンス

レゴンダンス レゴンダンス

日が落ちて来て、プールサイドの階段にガムランが用意されレゴンダンスの準備が始まりました。カクテルパーティのインビテーション(部屋に置いてありました)によるとこの日のパフォーマンスはウブドでも有数のグループによるものなんだとか。踊りといってもストーリーがあってストーリーを理解していればもっとよく深く楽しめたのかもしれませんが、不勉強のためストーリーは知らないまま観ていました。(^_^;

それでもガムランの音、美しい衣装ともちろんダンスは十分に楽しめました。

ディナー ディナー

レゴンダンス鑑賞後はプールサイドでディナーを頂きました。この日は特別メニューでインドネシアの料理がセットになったメニューのみ。子ども用だけ別メニューが選べるということだったので、里紗だけハンバーガーにしました。ハンバーガーといってもファストフードのものとは違うちゃんとしたハンバーガーです。

ディナーメニューも美味しかったですよ、ただカクテルパーティの段階で既にいろんなおつまみを頂いていたし、ワインやシャンパンも飲んでいたのでディナーの完食は無理でしたが…(^_^;

ベッド

ディナーが終わってヴィラへ戻ります。
お腹はいっぱい、アルコールもたくさん頂いた状態だったので、お風呂に入る余裕もなくみんな倒れるように眠ってしまいました。

それにしても長かった一日、今回の滞在期間中この日が一番充実した日だったと思います。

朝食〜ホテル内散策

プール 朝食

ヤシの木 海

貝

SPA 部屋から

夕べ遅かったにも関わらず朝は早く目が覚めます。バルコニーに出ると朝の爽やかな空気が気持ちいい。
夕べはよく見えなかった海も間近に見えます、一面のグリーンも奇麗、ますます盛り上がってきます。早速、シャワーを浴びて朝食にでかけました。

朝食は、ホテルのレストランでバイキング形式。早速ナシゴレンやミーゴレンを頂きました。ただ、フルーツは期待したほどでもなかった。実は、これはこの日だけじゃなくて滞在期間を通してのこと。前回はもっとフルーツが美味しかったと思うのですが、前回来た時は雨期で今回は乾期だということもあるのかもしれません。

朝食の後、ホテルのの中や海を見て回りました。海の方は砂浜ではなくて大きな石がゴロゴロ転がっていて波も結構強かったです。海岸には珊瑚も打ち上がっていたり、ホテルのアクティビティにシュノーケリングもあったので、周辺には珊瑚もあって奇麗ななのでしょう。それでもあの波の中を泳ぐ勇気はなかったです。

プール

プール プール

プールサイド プールでフリスビー

ひとしきりホテルの敷地内を見て回って、まだ少し早かったのですが里紗がプールを心待ちにしているのでプールに向かいます。
夕べもそうでしたが、全体的に日本より涼しくてプールに入るのにはもうちょっと暑い方が良いように思うのですが、里紗はそんなことおかまい無しです。

プールは広々とした緑の中にあって、とても気持ちが良い。宿泊客は西洋人が多くてみんなプールサイドのデッキチェアに寝そべって本読んでます。滞在期間を通して浮き輪を使ってるのは里紗だけでしたよ…(笑)

プールの近くには、木と木の間にネットが張ってあるところが一カ所あってバドミントンのセットが備え付けてあって、里紗とやってみました。そういえば、里紗は学校でバドミントンクラブだったのでした。それほど上手くはありませんが…
芝生の中、裸足でするバドミントンも気持ちいい!まぁ下手でもなんでもいいんです。

ホテルの建物は2階建てになっていて1階はスーペリアルーム、2階はデラックスルーム。希望は別棟のスイートだったんですが、スイートは2室しかなく予約時点で満室だったのでやむなくデラックスルームに。一度スイートルームも見てみたかった。

ランチ

プールで遊んで、お昼ご飯を食べて、またプールへ。お昼ご飯の時にレストランスタッフの方が里紗の髪に花を付けてくれました。今回の旅行のベストショットかもしれません、なかなかいい感じで撮れました。

アフタヌーンティー

アフタヌーンティー バリコピ

食べ物の話題ばかりですが、午後3時になるとプールサイドでアフタヌーンティーのサービスが始まります。
バリコピ(バリのコーヒー)とバリのお菓子を頂きました。バリのお菓子はもちもちとした感じで和菓子っぽくて日本人向けだと思います。

ヨガ教室

準備中 仰向け

この日は、夕方からヨガ教室があるというのでその時間に合わせてプールを引き上げて、参加してきました。
ヨガ教室といっても、室内ではなくて芝生の上にマットとタオルを敷いてするというもの。
細かいことは抜きに先生の動きを真似して動くだけなので、呼吸のタイミングさえわかれば難しくはありません。(体の固さは別にすれば)こんなヨガ教室なら毎日でもいいです!
上体を反らせるポーズの時、里紗だけが極端に反ってて先生も驚いてました。里紗はよくわからなくてキョトンとしてたので、おかしかったです。

ガムラン演奏

ガムラン演奏 夕食

ヨガ教室が終わって部屋でのんびりしていると、ロビーの方からガムランの演奏が聞こえてきます。
最初はまさか生演奏だとは思わなかったのですが、ロビーに二人演奏している方がいらっしゃいました。生で聞く音はとても奇麗で、柔らかい良い音でした。

バリの民謡って曲の進行とかよくわからないのですが、みんなどうやって覚えるのでしょうか、不思議です。もっとも現地の方にしてみれば慣れ親しんだ音楽なので難しくは無いのでしょうけれど。

夕食はコース料理を頂きました。バリのイースタンコースと、ウェスタンコースがあったのでそれぞれ一つずつ。
お父さんが頼んだコースの方には冷製スープがついていたのですが、これが辛くて辛くて大変でした。冷たいスープなのに、口の中は火事です。これだけは全部食べられませんでした。

お昼もそうでしたが、夕食の時も飲み物はBINTANG BEER。他にもワインとかカクテルとか選択肢はあるのですが、BINTANGは美味しいので、どうしてもこれにしてしまいます。

夕食が終わって、お腹がいっぱいになって、部屋に戻った途端みんな倒れ込むように寝てしまいました。

悲しい報せ

夕食の後に部屋に戻った時だったと思います。部屋に一通の手紙が来ていました。
内容は翌日から2泊するウブドでの宿泊に関するもの。ウブドではヴィラ(独立した建物になった部屋)に2泊の予定だったのですが、手紙によるとダブルブッキングがあったみたいで1泊目は予定通りなんですが、2泊目は予定していたヴィラではなくてデラックスルームの方になるとのことでした。もちろん、ホテル側のミスなのでどの様に対応してくれるかは書いてありました。(詳細は秘密)

いずれにせよ、どうしようも無いので受け入れることに。
選択肢としては、2泊ともデラックスルームにする(部屋を移動しなくてすむ)か、1泊目は予定通りで2泊目にデラックスルームへ
移動するというもの。でも、面倒でもヴィラに泊まりたかったので迷うこと無く後者を選択しました。

朝食はルームサービスで

朝食
朝食

この日の朝食は、ルームサービスで頂きました。渓谷を臨むバルコニーで頂く朝食も美味しかったです。
ただ、ちょっとテーブルが狭かったのが難点。ピタマハでもルームサービスで朝食を頂いたことがありましたが、
あの時はサイドテーブルも持って来てくれたので、ポット等はサイドテーブルの方に置くことができました。
そういう配慮があればもっとよかったんだけどね〜

ウブド市街へ

朝食の後はウブド市街へお出かけ。今日は部屋の方も移動しなければならなかったので、朝食の後荷物をまとめて置き、ホテルのシャトルバスで市街へ向かいます。

ホテルからウブド市街へは2時間おきに送迎してくれます。シャトルバスといっても大きなものでは無くて、一杯になると別の車が出るといった感じのもの。里紗とママが乗った車にお父さんは一緒に乗れず、その後の後のぐらいの車に乗って行きました。遅くなったけど、ミニバンで運転手以外には二人だけだったのでゆったりと座れました。

市街部までは15〜20分程度で到着、ママと里紗と合流してまずは王宮見学へ。

王宮入り口 王宮内部

王宮内部 王宮内部

王宮を見学した後何かしらにぎやかな通りがあったのですが、その通りの入り口にはバリの正装でなければ入ってはいけないみたいなことが書いてあり、見た感じ観光客は居ない雰囲気だったのであきらめました。

この日の一番の目的はお土産を買うことなので、市場へ向かいます。市場に入るとアクセサリや彫物に服、あきらかに偽物と分かる時計などいろんなものが所狭しと並べられています。狭い敷地に沢山のお店があり、現地の人や観光客で一杯ですれ違うのも大変なほど。

とりあえず何かしら買おうということで、猫の置物やガムランボール(現地ではそう呼ばないみたいで通じないこともしばしば)等を買い、里紗はお友達用にミサンガを買いました。こういうところの買い物で難しいのは値段、有って無い様なものなので一応値段は言われるのですが沢山買うと安くなるとか、最終的にはトータルでいくらにするか?みたいな交渉になります。

で、売ってる値段は日本で買うことを考えればだいたいそんなもんかなぁって感じなんですが、バリの物価で考えたら多分かなりの高額なはずという値段。言い出したらキリが無いので、或る程度交渉したところ折り合いをつけます。

美術館へ

絵 プリルキサン美術館

市場で買い物を済ませた後は、プリルキサン美術館へ。バリの絵がたくさん展示されていますが、どれも繊細な絵ばかりとても美しい。館内撮影禁止なので絵の写真はありません(と思ったらこんなところに)が、いろんな意味でバリのイメージにあう様な、合わない様な繊細な絵ばかりでした。

また、展示されている絵画もそうですが、美術館の敷地内も蓮池があってここでゆっくりするのもいい感じでした。

50周年(設立は1952年らしいのですが)ということとかで、敷地内には派手なお祝いの看板が沢山飾られてました。どれも地元の企業が贈ったもののようです。

Cafe Lotus

Cafe Lotus Cafe Lotus

ナシゴレン 全景

美術館を出てまだ帰りの車までに1時間ほどあったので、美術館の近くのCafe Lotusで軽く食事を。昼食はホテルに帰ってから食べるつもりだったので、ここではナシゴレンを一つ頼んだだけだったのですが、時間的には十分余裕があったしナシゴレンもとても美味しかったので、他にもいろいろ試してみてもよかったかもしれません。値段も結構安かったので、ここはおすすめだと思います。

またまたプールへ、そしてお猿さんと遭遇

プール プールサイドメニュー

ホテルに帰ってからは、お約束のプール。里紗の最大の楽しみはプールですから、これを欠かすことはありません。

里紗とお父さんはプールで泳ぎ、ママはデッキチェアでのんびりし、プールサイドでビールと食事を頂いたりしながらのんびりと過ごす至福の時です。

猿 猿

プールから上がって部屋へ戻る途中、猿に出会いました。滞在中なんどか見かけたのですが、観光客なら怖がらずに近づいてくるのですが、客にいたずらしないようにいつも追い払われているのでしょうか、ホテルのスタッフが現れるとそそくさと逃げて行きます。

滞在中なんどか見かけたのですが、時間は決まっているようで夕方か朝方にだけ出てくるようです。もしかしたら観光客から餌を貰うことを狙っていたのでしょうか。

デラックスルームへ

デラックスルーム外から デラックスルーム内から

シャワールーム シャワールーム

ウブドの二泊目はデラックスルームです。
やっぱりヴィラの方が良いに決まってるけど、開放的なシャワーは気持ちよかったかも(^_^)

夕飯へ

夕飯 夕飯

夕飯 夕飯

こうやってみると、食べてばっかりだな…でも美味しかったよ(^_^)

ライブラリでゲームをする子どもたち

このホテルのライブラリにはMac miniが2台用意してあって、自由に使うことが出来ます。
大人がWEBメールを使っている時もあるのですが、ほとんどは子どもが遊んでいます。
里紗も暇な時にはチャレンジのホームページにアクセスして遊んでいました。他にもゲームサイトで遊んでいる白人の子も居て、どこの国も同じなんだと実感しました。
でも、こんなところに来てまでゲームしなくてもいいのに…もったいない…

最終日

遠景 朝食

朝食 朝食

朝食 朝食

朝食 朝食

いよいよ最後の日です。飛行機の出発が深夜の0:50、ホテルのチェックアウトは午後12時なのですがレイトチェックアウトにしていただいて午後6時まで居られることになったので、一日ゆっくりと過ごせます。
こんな朝ご飯ももう食べられないのかと思うと残念…

SPA

SPA SPA

SPA SPA

SPA SPA

この日は午前中にSPAでのマッサージの予約を入れてあったので、ママとお父さんはSPAへ。その間、里紗はライブラリでインターネットアクセスしたり持って来たスケッチブックでお絵描きして過ごしていました。
SPAは宿泊とは別の建物になっていて、SPAに上がるとそこはまた別の空間になっています。受付でカルテを書いて、オイルを決めて部屋に入ります。
こういったマッサージは日本でもしてもらえますが、トータルの雰囲気という意味でバリでしか味わえない癒しの時間と空間。お父さんは1時間、ママはシロダーラも含めて2時間癒してもらいました。

プール プール

プール プール

お父さんが終わったらライブラリへ行って里紗と合流してその後は、お約束のプールへ。

ただ、オイルでマッサージしてもらった直後なのでこのままプールへ入るわけにも行かないだろうと思い、一応シャワーを浴びてから出かけました。もったいない…

プールで遊んでいるとしばらくして、髪の毛がオイルでオールバック状態のママがやってきましたよ(笑)
ママもしばらくプールサイドでゆっくりした後、部屋でシャワーしてから再びプールへ。この日は滞在期間中で一番気温が高かったので、これまでプールを敬遠していたママも初めてプールに入りました。といっても腰ぐらいまででしたが。

チャナン作り

チャナン作り チャナン作り

チャナン作り チャナン作り

チャナン作り チャナン作り

お昼ご飯はまたプールサイドで頂いて、午後3時からロビーでやっていたチャナン作りに行ってきました。チャナンとはバリのお供えもののことで、ホテルの中、街中、いろんなところで見られます。葉っぱで作ったお皿の上に花やお米などの食べ物を乗せ、お香を炊いて一緒に供えます。

チャナン作りは葉っぱのお皿作りから始まるのですが、これが一番難しい。現地の方はものすごいスピードで作って行きますが、里紗とママはなかなか出来ません(そりゃそうだ)。里紗とママが一つを一生懸命作っていく間に、みるみるうちに沢山のチャナンが出来て行きます。

出来上がりを一つずつ頂いた上に、さらに一番大きなのを一つ頂きました。

夕方、最後にもう一度猿達に会えないかなと里紗は期待していたいのですが会うことは出来ず、そのままチェックアウトの時間となりました。

最後の夜

Cafe Wayan Cafe Wayan

Cafe Wayan Cafe Wayan

チェックアウト後も飛行機の時間まではたっぷりあったので、荷物はホテルで預かって頂いて再びウブドの街へ。
ガイドブックに載っていたお店のテディベアが里紗の目に止まっていたので、それを探しに行きました。いざお店についたらなぜかモジモジと迷っている里紗。でも、最終的には振ると鈴の音が鳴るテディベアを買いました…

最後の食事をウブドのCafe Wayanで頂きました。東屋で頂くのですが、座ってしばらくするとみんななんとなく痒い感じがしたのは多分気のせいではないかも。何しろ基本的には屋外みたいなもんですし、自分たちが食べてる間にも隣のテーブルに潜り込んで行く猫を見たし…でも味は美味しかったです。ママはクリスピーダックを、お父さんはチキンカレーを頂きました。
里紗はお子様メニューのチキンナゲット&フレンチフライでしたが…辛いものが苦手な里紗にバリ島の食事はリスクが高いです。早くなんでも食べられるようになってもらわないと…

食事を終えて、店で電話を借りてホテルへお迎えのお願いの電話をし、ピックアップポイントまで歩きます。
途中、スーパーマーケットがあったのでここでも少し買い物を。面白かったのは、コアラのマーチのパチもんや、日本語のパッケージのお菓子が売られていたこと。
しかも、パッケージの日本語(カタカナ)がおかしくて”ミックス”となるところが”ミックヌ”になっていたり、”ビスケット”となるところが”ビスクシド”になっていたり。こういうの海外には必ずありますね、やっぱり日本語は難しいのかも。

帰路

Cafe Wayan

ホテルに戻って、最後の最後にホテルの中を見て回って21:30頃に空港に向かって出発、最後にお世話になったAlilaの日本人スタッフ鈴木さんと記念撮影。短かったけど充実した旅行が終わりました。

もっともっと長く居たかったけど、そんなわけにもいかない。Alilaで働いている鈴木さんがうらやましかったり、でもやっぱり現地に住むとなったら大変なんだろうけど…

帰りの飛行機 帰りの飛行機

バリ島旅行のいろいろな想い出

今回のバリ島旅行で出会った人やものなどについていろいろ書きます。

インサイダー編集長

往きの飛行機、同じ列のシートにどこかでみたことがある方が座っていました。間違いなくテレビで見かける人で、ジャーナリストか評論家かだったよな〜と思いつつ家に帰って調べてみたら、インサイダー編集長の高野孟さんだったようです。

間違いなく有名な人だと思ったので、そんな人がエコノミーに乗ってるのはおかしいなぁと思ってたですが、搭乗中も到着時もCAが何人かお詫びにきていたようだったので、おそらくダブルブッキングか何かでシートが確保できていなかったのかもしれません。
一応窓際の列の2シートを使っておられたので、多分そうなんだろうと思います。

帰りの飛行機でも私たちの真後ろの席3人分を使っている方が居て、その方にもCAがなんどかお詫びにきてました。そういうことってよくあることなのかもね。逆にエコノミーでダブルブッキングしてビジネスとかファーストに変わるケースもあると聞いたことがありますが、そういうラッキーなことは滅多にないでしょうね。(笑)

クワイエットコンフォート

飛行機の中では、クワイエットコンフォート3を使っておられる方がちらほらとおられました。上に書いた高野さんも使っておられましたが、あれって個人持ちだったのかそれとも飛行機の備え付けだったのか?いずれにせよ、自分も2を持ってるので持って行けばよかったと後悔。
何しろこのヘッドフォンが最も威力を発揮するのは飛行機の中ですからね。

無線LAN環境

ホテルでは、どちらも無線LANが使えたのでiPhoneをAirPlainモード + WiFi ONで使ってました。データローミングはオフにしてたしローミング契約はしてないので、誤って課金されることは無いと思いますが念には念を入れです。
どちらのホテルも無線LANはホテルのほぼ全域で使えたので、blogの更新も現地から出来ました。やっぱり無線LANは便利です。

インターネットカフェ

インターネットカフェ インターネットカフェ

ウブド市街ではインターネットカフェもたくさん見かけました。看板に”BURN CD”というようにCDが焼けるということを書いているところが多かったんですが、こっちではCD焼けるってのが売りなのかな、ちょっと気になりました。
あとどっかで見覚えのあるロゴを真似た看板も…

クレジットカード

海外旅行した時、欧米だと大抵のところはクレジットカードが使えて、場合によってはガム1個買うだけでもカードが使えたりしますが、バリでは必ずしもクレジットカードが使えるとは限らないので要注意です。ガイドブックに載ってるような有名な店でもクレジットが使えないところもあります、事前に確認しておいた方がいいですね。
現金もルピアのみというところと、円でもOKというところもありましたが、これも実際に行ってみないと分からないのでクレジットカードが使えないところへ行く場合はルピアを用意して行くのが無難です。

服装

夜はホテルで食事することがほとんどでしたし、カクテルパーティみたいなこともあったのですが、欧米人は夜のレストランでの服装はそれなりにキチンとした服装だったので、ちょっと恥ずかしい思いをしました。
正装ってわけでは無いですが、やっぱり昼間との使い分けは必要だと感じましたよ。

貧困

ホテルや観光客向けのところを中心に滞在していると美しいイメージばかりのバリ島ですが、一方で日々の生活にも困る貧困層がいるというのも事実です。マンギスの方には東バリ島の子どもたちを助ける活動の案内リーフレットが置いてありましたし、街中を見ても観光地とは大きなギャップを感じます。
ホテルから空港へ向かう途中、空港直前の交差点で信号待ちをしている車に子どもを抱えて物乞いをする女性の姿も。もっとも、こういうのは戦後の日本でもたくさんあって、本当に生活に困っている人と実際にそれほどでもなくて単に仕事せずに生活できるからやってる人と両方があるみたいなので一概には言えませんが、仮に後者であったとしてもちょっと悲しい現実です。

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