2006年1月29日〜30日 カニと出石蕎麦を食べに兵庫県香美&出石へ

改装後初めてのきむらやへ

ほぼ毎年カニを食べに城崎や香美へは来ているのですが、ホームページへアップするのは1996年以来10年ぶり。今回のお宿は今までにもなんどか来ているきむらやでした。きむらやさんからは毎年DMで案内が届くので改装したのは知っていたのですが、今回は改装後初めて。メニューのバリエーションも変わってちょっと値段が上がったかな?という感じ。でも内容はそれでも満足できるものでしたよ。(^_^)

すっかり綺麗になっていました。

10年前に初めて来た時は本当に普通の家の部屋みたいで民宿と旅館の中間といった感じでしたが、改装されてかなり明るい感じに変わっていました。

肝心のカニの方は…

16,800円の松葉がにコースから31,500円の活柴山かにフルコースまでの4つのコースがあって、ここは思い切って活柴山かにフルコースにしました…と言いたいところなのですが、予算の都合上上から2番目の松葉かにフルコースにしました。(それでも予算的にはかなりガンバったのです)

コースの内容は、

  • 松葉がにの陶板焼
  • お造り
  • 洗い(活けかに刺し)
  • かにみそ
  • 茹でせこがに
  • 松葉がにの備長炭焼
  • 甲羅焼き
  • 茹でがに
  • かに鍋
  • 雑炊
  • デザート

こうやって並べてみるとたくさんあるなぁという感じですが、実際たくさんありましたし、どれも美味しい。焼きがには炭焼きと陶板焼の2種類が楽しめてどっちが美味しいとも決めがたかった。かにみそも普通のかにみそと甲羅焼きの2種類があって、これは甲羅焼きの方が美味しかった。もちろん、どっちも美味しいのだけれど、甲羅焼きの方が風味が良い!ということで甲羅焼きに軍配です。

あれもこれも早く食べたいと忙しく食べていると鍋の頃にはお腹がかなり苦しくなってきて、結局鍋用のカニは残すことに。というか、きむらやへ食べに来て全部食べきって帰ったことはありません、それぐらいのボリュームです。でも、残したカニはちゃんと発砲スチロールのケースに入れて持って帰れるようにしてくれるので、もったいないことはありません。ただ、やっぱりもっと配分を考えるべきだったかと…茹ではそこそこにしておいて、鍋に余裕を残しておくべきだったかと…

部屋は二間あって、こたつのある部屋と何も無い部屋。予めお願いしておいた食事の時間になると空いている部屋の方に食事のセッティングをしてくれます。これは10年前と変わらない。一度だけ大部屋で他の宿泊客と食べたことがあるのですが、やっぱり個室が落ち着きます。何しろお腹いっぱいで苦しいーって時でも好きなように寝転がれますから…(^_^;。実際、今回も何度休憩したことか…

朝食も豪華

お腹いっぱいのまま、ごろごろしながらそのままなだれ込むように就寝し、翌朝の朝ご飯がまた豪華でした。以前は、干し魚とカニ入りみそ汁にお漬け物、卵とのりとご飯といった朝ご飯って感じでしたが、改装と同時に朝ご飯のメニューも変わったのか、朝からいきなり海老が5匹!それでも食べれるから大したものです。さすがに里紗は食べられませんでしたが、お父さんがしっかり頂きました。

コース選択が難しい

今回も残してしまったので、次回はもう一つ下の茹でがにの無いコースでもいいかなと帰ってから話していたのですが、一つ下のコースだと甲羅焼きも無い。甲羅焼きはとても美味しかったので、これを外すのはかなりおしい。残しても持って帰れるのでやっぱり最低でも今回の松葉かにフルコースが必須になりそうです。この辺りはなかなか上手いコース構成ですね。ちゃんと上のコースにお客を引っ張り上げてる。そして、うちはまんまとそれに乗ってる(^_^;

あと、改装して変わったことの一つにお風呂があります。以前は1階だった筈なのですが、今は最上階に。やや狭いので人が多いと窮屈ですが、柴山港を望む景色はなかなか良かったです。

出石蕎麦はお決まりのコース

きむらやを出て出石蕎麦を食べに出石へ向かいます、これもうちの定番コース。出石蕎麦との出会いはきむらやよりも前、城崎の近くでキャンプをした帰りに食べたのが初めでした。うちは特に蕎麦好きってわけではないのですが、この出石蕎麦だけは気に入って香美や城崎に来たら必ず食べて帰ります。

出石は城下町で蕎麦以外にもいろんなお店があるし、せっかくなので車を止めて城下町見物もすることに。この日は雨模様でしたが、車を止めて歩き始めるころにはちょうどいい具合に止んでくれました。

お土産物屋さんで蕎麦ぼうろなどの昔なつかしいお菓子を買い込んだ後、出石蕎麦屋さんへ。たくさんあって迷ったので、駐車場の前で割引券をもらったお店にすることにしました。(^_^)

出石蕎麦は、蕎麦そのものは信州蕎麦と同じものらしいのですが食べ方に特徴があります。ダシに卵やトロロを入れてよくとき、一食分が一皿に盛られた蕎麦をダシにつけて食べます。注文する時は、このダシと5皿分ぐらいがセット(店によって違う)になっていて足りなければ蕎麦だけを一皿単位で追加注文するという形。パっと見た感じは少なそうに見えますが、一人で10皿も食べるとかなりお腹一杯です。

蕎麦の後は、お土産物屋さんで売っていた焼きたてのおまんじゅうを買ってその場で食べる、これも美味しかったです。今回もやっぱり食べ物中心の旅行でしたが、どれも美味しくて大満足で帰りました。

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