2005年8月16日〜19日 四万十川かわらっこへ

昨年に引き続きかわらっこへ

里紗が昨年始めたバレエの発表会がお父さんたちのお盆休みの初日にあり、直前までその練習がぎっしりつまっていたため、なかなか夏休みの予定を決められずにいました。信州とか涼しいところに行きたいねという話あったのですが、ココ!っていうところが思い当たらなかったので、無難に昨年行って楽しかった高知四万十川流域のキャンプ場かわらっこへ3泊4日で行くことにしました。

昨年は、瀬戸大橋→香川で讃岐うどん→高知ルートでしたが、今年はおそらくこっちの方が早くつくだろうということで、
明石海峡大橋→淡路島→鳴門海峡大橋→高知ルートを取ることにしました。はてさて、本当にこちらが速いのか?
淡路島には10年以上昔にバイクで来たっきりで、淡路島内を縦断する道路が開通していることを知らず、淡路島内は地道を走ることになると
勝手に思い込んでいたのですが、明石淡路縦貫道路を使えば明石海峡大橋から鳴門海峡大橋まで一切おりることなく走りきることが
出来るのには驚きました。いつの間にこんな道路が出来ていたんだろうと。昔走った道路をもう一度走ることを少し楽しみにしていた
部分もあったのですが、何しろ目的地は高知の端ですからそんな理由で道草を食っている暇はありません。まっすぐ突っ切ることにしました。

鳴門海峡大橋では、鳴門の渦潮が見られるかと期待していたのですが、残念ながら渦潮を見ることは出来ませんでした。それでも、明らかに海面に出来る波の形が普通の海とは違っていて波頭がいろんな方向に出来ているのです、あれが大きくなると渦潮になるのかもしれません。

淡路島のSAで休憩した後、鳴門海峡大橋を渡り四国内で少し地道を走って徳島自動車道→高知自動車道をひた走りました。地方の高速道路には多いのですが、区間のほとんどが片側一車線のそれも対面通行。これって運転してて疲れるのですよね。以前、どこかで同じように片側一車線の対面通行の道路でものすごい事故をしているのを見て以来、ちょっと怖くなってるところもあって…片側二車線でなくてもいいけど、対面通行はなんとかして欲しいです。

星が降ってくるような夜空

途中、ママと運転交代しながら到着したのが午後3時頃、設営をして早速河原へ。暑かったので、冷たい水が気持ちよかった。散々川で遊んだ後、夕飯の買い出し&温泉へ。その日は疲れていたこともあって、スーパーで買ったお寿司で簡単に済ませて就寝しました。夜中に起きだして空を見上げると満天の星空、天の川も見えるぐらいで星座もたくさん見えたんだろうけれど、何しろ星が多すぎて有名な北斗七星すら見つけられないぐらい。今回のキャンプの目的の一つが星空を観るということで星座の本も持っていったのですが、疲れているだろうし明日の夜また観ればいいと里紗を起こさなかったのですが、これが後悔することになろうとは…

四万十川下り

2日目はカヌーツアーです。昨年は増水のため午前も午後も同じコースだったので半日だけでしたが、どうせなら一日堪能したいということで、お父さん&里紗は1日、ママは午前中だけの半日で申し込みました。午前はキャンプ場からバスで上流へ移動しキャンプ場がゴール、午後はキャンプ場がスタートというコースです。どちらも大きな瀬はないので初心者でも安心して下れるのんびりコースです。我が家の様に子供連れにはちょうどいいでしょう。午前、午後ともに途中の休憩で沈下橋ダイブができます。というかこれをやりたかったんですけど、昨年怖がらずに飛び込んだ里紗が、
今年は躊躇しまくってなかなか飛び込めない。それでも午前では最終的に飛び込んだのですが、午後はお父さんが近くに居なかったせいか、結局自分で飛び込むことは出来ませんでした。1年間の間に里紗の心に変化があったのかもしれません。保育園の頃は注射でも泣くことはなかったのですが最近は怖がりますし、魚も一度骨が喉にひっかかって依頼怖がるようになりました。いろんな経験を積むということは、心に恐怖心も植えてしまうのかもしれません。

夕飯とUNO大会

2日目の夜はバーベキューをし、おなかいっぱいになった後はUNO大会でした。2時間以上はUNOをしていたでしょうか、珍しく里紗が強くてママが負け続き。連勝につぐ連勝の里紗は上機嫌でした。しかし、ランタンの灯りの下でのUNOは辛かった。青と緑の見分けが難しくて難しくて…

ミサンガ作りと水泳教室

3日目はのんびりしようということで一日キャンプ場で過ごしました。午前中はミサンガ作り、先生は里紗です。お父さんとママは初めてのミサンガ作りだったので、紐の長さの加減が分からず出来たものがちょっと短かったりしましたが以外と簡単にできるので初めてでも楽しめました。お昼からは川遊び。里紗はお父さんと一緒に泳ぎの練習をしました。まず最初は平泳ぎから、最初は足の甲で水を叩くドルフィンキックだったのですが、同じ足の形をバレエや柔軟体操の時にやっているからなのでしょう、蛙の足の様に膝を開いて足の裏で水を蹴る動きを教えたところすんなりとマスターしてくれました。手の動きと足の動きのタイミングはなかなか難しいのですが、形はそれなりに奇麗に泳げるようになりました。次にクロールですが、こちらはなかなか難しい。どうしても体が沈んでしまうので、すぐに足をついてしまう。まぁ、あれもこれもというわけにはいきませんし、平泳ぎが奇麗にできたのでよしとしましょう。

四万十温泉平和な湯

かわらっこの滞在期間中のお風呂は、かわらっこのシャワーを1度利用した以外は市街にあるスーパーマーケット(サニーマート)の向かいの四万十温泉平和な湯へ行っていました。大人600円、子供300円ですが露天風呂や樽風呂に、歩行湯なんて中を歩くお風呂等いろんなお風呂があるのでココだけでも結構楽しめます。最終日には里紗が3人で入りたいと言うので、貸し切りの家族風呂に入りました。屋根付きのミニ露天風呂とちょっと大きめの湯舟の2つがあって家族で入るだけならゆったりと入れます。お風呂の隣には小さな和室があって(もちろんココも貸し切り)料理やビールを注文することも出来るので(もちろん注文しました)、ちょっとした温泉旅行気分が味わえます。(平和な湯には宿泊設備はありません)。料金も1時間2,500円なのでうちの場合は普通に入った場合の1,000円増しでしたが十分にその値打ちはあったと思います。

最終日は

最終日は、ママと里紗だけ中村から土佐入野までくろしお鉄道にのってプチ列車旅行。お父さんとは土佐入野でママと里紗をピックアップするため、中村から土佐入野まで車で向かいました。車が到着するのとほぼ同時に列車も到着。本当にアッと言う間だったので、もう少し遠くまで行けばよかったとちょっと後悔…

旅が終わって、まだ見ぬ星空

今回のキャンプの目的の一つに星空観測があったのですが、結局初日以外は星空に出会うことが出来ず、里紗は星空を見ないままキャンプを終えることになりました。全体を通して決して天気は悪くなかったのに夜になると雲がでて…初日は奇麗な天の川も見ることが出来たのに…あの時里紗を起こさなかったことがあらためて悔やまれました。

また、今回淡路島経由で行ってみて以外と近いことを知りました。淡路島を抜けて徳島でも奈良から3時間ぐらいで行けたので来年は徳島の吉野川でもいいかもなぁと考えています。でもその前にかわらっこで星空リベンジか?徳島でも奇麗な星空が見えるかなぁ…

リンク