1996年10月10日〜12日 孫太郎オートキャンプ場にて
(本ページ内の写真は Apple QuickTake 100 plusで撮影したものをプログレッシブJPEGに変換したものです。)
今回は大変でした、ただひたすら強い雨と風とに悩まされ、キャンプを楽しむどころか、修行の様なキャンプでした。
買い物をして名阪国道入り口へ向かう途中、ことも有ろうにランタンを忘れていることに気づいて家へ逆戻り…もしかするとこれが不幸の始まりだったのかも。現地には3時頃到着、サイトは海側のAサイト。1泊¥7000は高いのだけれど普段海を見ることが無いので、海が真ん前に見える魅力にひかれてこの出費を決断しました。出発前からかなり良い天気で長袖では暑いぐらい。それでも朝晩は冷えるだろうとのことで、暖かい服装も用意してきました。
サイトは、駐車スペースとテントスペースとに分かれた典型的なオートキャンプ場のスタイルです。取りあえず、タープを立てて荷物を降ろし一息ついたところです。
夕焼けもこんなに綺麗で、久しぶりに見る海にも感動。
キャンプでの最大のお楽しみ、美味しい夕食も(奥さんが)準備して、楽しいキャンプは始まりました。
ところが!!夜になって風が強くなり始め、タープの張り綱が緩むとこがしばしば…。寝る前にはぽつりぽつりと降り始めました。それでも朝には止むだろうと思っていたのですが、雨は強くなるばかり。雨足は弱まったものの、二日目は夕方まで殆ど雨の状態でした。二日目は、近くの温泉で暖まって帰りに魚屋さんで夕食の材料を調達しただけで、特に何もせずに終えました。
夕方ぐらいには止みましたが、空はこの様に厚い雲に覆われて、いつまた降り出すか分からない状態。それからは、夜まで雨も風もなく平穏無事にすごせたのですが…
またまた寝る前になって!!
強い風が吹き荒れ始めました。雨は降っていないものの風の強さは夕べの比ではありません。あちこちのサイトでタープが次々と倒れていきます。うちも、タープを低くするなどの手段を試みたのですが、結局危険だという判断でタープを撤収することにしました。
その時、雨は降っていなかったのですが、夜中に降り出されると困るのでタープの下の荷物も片づけることに…。最終的にはテントと一部の荷物を残して全面撤収ということになりました。他のサイトでも同じ様な判断をしたところが多く、夜遅い時間にも関わらずあちこちで撤収している様でした。翌日、夕べまでキャンプ場一杯に張られていたタープが殆ど撤収されて姿を消していました。
孫太郎オートキャンプ場について
こんな訳で、今回は散々な目にあいましたが、それでもここの魅力はやはり"海"でしょう。(去年も和歌山の大島で強い風雨に見回れました。うちは海と相性が悪いのかもしれません。)Aサイトでなくても海岸へ降りていくこともできますし、特にAサイトでなければならないこともありません。今回の様に強い風が心配される場合は、むしろ陸地側のサイトの方が風の影響を受けにくいかもしれません。また、釣りもできますし、釣りをしなくても漁港が近いので新鮮な魚が買えるのも魅力の一つです。
ただ、場内放送が度々掛かるのが気になります。内容としては消灯時間や売店閉店時間のお知らせや、星が見えるので星座盤を用意してますといった気の利いたお知らせ等なのですが、個人的には鬱陶しいと感じました。突風が吹いた時にはサイトを見回る等フォローもしっかりできている点は評価したいと思うのですが…
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